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存在しない都市の地図を GAN で生成するサイト This City Does Not Exist

This City Does Not Exist(この都市は存在しない) は、実在しない人物の顔写真を合成する This Person Does Not Exist(この人物は存在しない) の都市版というべきサービスです。

実在の都市の航空写真のようにも見えます。

サイトをリロードするたびに、新しい都市が表示されます。

実在の都市の多数の写真データから、GAN(敵対的生成ネットワーク) を使って作られた都市。人の顔の時と同じで、たくさん見ていると不自然な箇所に気づいたり、「川はそうはならんでしょう」みたいな綻びも見えますが、普段からたくさん見ている人の顔に比べると違和感を持つ力は少なめかなとも思います。

via Hacker News

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開始1カ月で20万フォロワーを獲得した、絵文字自動生成bot

フランスのウェブエンジニアを志望する18歳の学生ローアンさん(@laouanben)が作った、新しい絵文字を毎時間合成してつぶやく絵文字マッシュアップ・ボット(@EmojiMashupBot)が、7月の公開らあっという間に話題を呼んで、現時点で23万人ものフォロワーを獲得しています。

二つの絵文字(現在は3つ目の要素を使うことも)の要素をバラバラにして、

ルールに従って地の形や要素を組み合わせ、新しい絵文字を作成しています。

合成はProcessingで実施しているそうです。

3つ目の要素として、小物や国旗、ハンドサインなどをランダムで入れるようにしたりも。フォロワーを飽きさせないように改善もしているようですね。

ちなみに、ローアンさんの一番のお気に入りは、エイリアン+カウボーイ 絵文字だそうです。

どうしたらツイッターbot を作れるか、という質問に対しては、ダニエル・シフマンさん(Daniel Shiffman)によるNode.jsで作るTwitter Botのチュートリアルを推薦しています。

via Bored Panda

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www.ThisWaifuDoesNotExist.net – 「存在しない俺の嫁(waifu)」画像を作ってくれるサイト

先週ご紹介した、thispersondoesnotexist.com は、StyleGAN を使って実在するかのような顔写真を生成してくれるサービスでした。

その時に、同じ StyleGAN を使って、「実在しない絵画」や「実在しないアニメ絵」を作った人たちがいたことも紹介しましたが、顔写真だけではなく、特徴量のデータを使えば様々な画像の合成が可能ということです。

ということで、このThisPersonDoesNotExist のフォーマットをそのまま踏襲した、この世に実在しない Waifu(=日本のネットで言うところの「俺の嫁」を英語圏で呼ぶときの英製和語) を生成してくれるのが、この ThisWaifuDoesNotExist.net です。

ページのリロードやrefreshボタンのクリックで、次々と違うアニメ顔の画像が表示されます。ほおっておいても勝手に次の画像を表示しますね。

どれも、存在しないキャラクターをプログラムで合成したものだそうです。

# 存在しない、という意味ではアニメのキャラクターは元々存在しないので、意味的に混乱してしまうところはありますが。未発表のもの、誰かが描いたものではないもの、ということで

時々、合成がうまくいってない個所のある画像が出てくるのも、元ネタと同様ですね。

ツイッター等で、他人の著作権違反を糾弾するユーザーのアイコンがどこかのアニメ作品のキャラクターの無断使用だった、みたいな話(いわゆるネット用語での「ブーメラン」)が定期的に出てきますが、このサイトで出てきた画像で気に入ったものをアイコンにすれば、そういった問題も回避できるかもしれませんね。

生成されたはずのキャラクターが、既存のキャラクターと見分けがつかなった場合、なんていう新たなトラブルも発生するかもしれませんけど。

この手のサービスはこれが最初というわけではありません()が、StyleGAN の論文やその実装が簡単に使える状態になったことと、ThisPersonDoesNotExist がかなり話題になったので、今いろいろなところで応用例を作ってる人たちがいるのでしょうね。

たとえば、他に、「存在しない猫画像を作るサイト」「存在しない AirBnB の物件画像を作るサイト」も同様に登場しています。

via HackerNews