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Roomality – リアルタイムCGと顔位置追跡で壁面にリアルな景色を再現

Roomality は、壁に掛けた大画面液晶に実写のように合成した景色を描画するという製品です。

デモ動画で映される窓の外の風景は、森の中の渓流、宇宙空間、地球を見上げる月面、雪の降る森、山の上から見る山並みなど。これらすべてが Unreal Engine を使ったCGで描かれているそうです。

最近のオープンワールド系ゲームの中の景色のリアルさを見れば、リアルタイムでこれぐらいの風景が描けること自体はもう驚きでもないのかもしれません。しかし、Roomality はただ合成した景色を映すだけではなく、カメラによるフェイストラッキングを使って見ている人の視点にあわせた描画を行うということ。これにより、部屋の中で自分が位置を変えると、窓の外(=というテイの大画面)に映る景色もそれに連動して描かれ方が変わる、というわけ。

デモを見た限りでは、ほんとうにその大画面が窓であり、窓の外にその景色が広がっているかのようです。

視点の位置をカメラで見てその人視点の3D画像を表示するというのは、実はNintendo 3DSとかでもだいぶん前にやってたみたいで、まったく新しい話でもないみたいなのですが、それをフェイクの大窓とその景色に使うのは面白いし、景色の良くない我が家にもぜひ欲しいなと思いますね。

今後の計画として、窓一面を画面にしてしまいテラスやバルコニーに出ていけそうな体験を再現したり、全方向の壁をディスプレイにしてより完全に近い没入感を実現したり、を考えているそうです。

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動画: 市役所の壁でダンス

ロープでビルの上からぶら下がって、フロアではなく壁の上でダンスを踊る二人。

captured youtube https://www.youtube.com/watch?v=Sm0Ny_LcCAY

オークランドで開催されたアート&ソウル・フェスティバル出し物として、市役所の壁を使って行われたものだそうです。

バンダループ(Bandaloop)プロジェクトという名前で以前から活動していたようです。

今回の動画は、GoPro がタイトルに入っている通り、スポーツ向けカメラGoProのプロモーション目的の一連の動画の一つですが、GoPro のカメラをつけて演者視線での映像も含まれているところが話題として広まっている理由なのかもしれませんね。壁の上で回転する様子などは普段体験できない映像です。

dance-on-the-wall-first-person-view

via Technabob