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YouTube の低評価(dislike)を取り戻すブラウザ拡張/スクリプト Return YouTube Dislike Count

Return youtube dislike countは、名前が示すとおり、YouTube 上での動画への低評価情報が今後隠されてていくのに対し、dislike 数の表示を復活させようというプロジェクトです。

評判が悪かったり出来の悪い動画を見分ける方法として使われていたであろう「低評価の数」ですが、嫌がらせで多数押されるケースなどがあり表示しないようにした、というのがYouTube の説明です。

これにより、動画のオーナー以外は dislike の数を知る方法がなくなります。

Return youtube dislike countは、この dislike 数の表示を元通りに復活させるブラウザ拡張になります。

このブラウザ拡張(Chrome, Firefox)や User Script を入れることで、dislike数が隠された動画においても、dislike 数が元通り表示されるようになります。少なくとも今は。

拡張作者はオリジナルの like/dislike 形式だけでなく、棒グラフで like/dislike の比率を見せるような表示形式も考えているとか。YouTube の方針とは異なり、dislike 数をより素早く確認することもできるかもしれませんね。

拡張を入れて実際に dislike を復活表示させてみようとしたのですが、まだ dislike の数字が消えた動画ってないですね。dislike 表示の無効化は地域やユーザー毎に少しずつ行われていくのかもしれません。

このブラウザ拡張の今現在の仕組みは、「YouTube 公式APIを呼ぶ」というもの。

しかし、12月13日からは API でも(動画の所有者以外は)dislike数を取れなくなるということなので、これだけでは1か月後には動かなくなってしまうでしょう。そこで、それまでの間に API 経由で取得した dislike数を自前のAPIサービスでキャッシュしていくのだとか。APIが止まった後の dislike は、まずはこのキャッシュされた数になりそうです。

そしてその後は、この拡張機能自体が dislike が押されたという情報を(YouTube本体にも送ると思いますが、)独自にカウントしていくようにする。拡張機能を使うユーザーがそれなりにいれば、dislike 数については YouTube 公式が集計しているdislike とは独立して dislike のデータベースが出来上がるということですね。

そんなにうまくいくかな、サーバ代も大変そうだし。と思ってしまいますが、拡張ユーザーだけで独自の dislike DB が意味のあるレベルで成立するかは、API で取れなくなるまでの期間にユーザーをどれだけ増やせるかに掛かってるといえるでしょう。

Firefox拡張の方は公式の拡張機能ストアに登録され簡単にインストールできますが、Chrome拡張は自分でダウンロードして設定からインストールする必要があります。拡張の性質上、Chrome Storeの審査は通りにくいかもしれませんね。

via reddit

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JudgeFakePeople – 自動生成された「実在しない顔」を皆で〇×評価するサイト

Judge Fake People (フェイクな人々を判定)は、StyleGAN 技術で生成された存在しない顔写真を「有りか無しか」「好きか嫌いか」で評価するという派生サイトです。

ランダムに表示される、生成された顔写真を、Hot or Not (今は出会い系業者に売却されているようです)のように♡か×かで評価していきます。

サイトには、評価の低い順・真ん中・高い順で顔写真を並べ替える機能がついていて、サイトに来た人たちが判定した、好きな顔・嫌いな顔を見ることができます。現時点での highest はこんな人たち(実在しないのに「人たち」は変?)

トップページのランダム表示は老若男女さまざまですが、人気の顔写真は若い女性だらけですね。

集合知から、今の人類が好ましいと思う架空の顔、なんてのが求められれば、それがどんな顔になるのか見てみたい気もします。

via Geekologie