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PHP

weca.mp – 島でPHPの開発合宿

面白い開発合宿の案内が流れてきたのでご紹介。この業界、泊り込みのイベントを「キャンプ」となぞらえることは良くありますが、今回企画されたPHPの開発合宿We Campは本当のキャンプ場で開催されます。しかも場所は島。

wecamp-island

オランダのデ・クルート島。地図によれば、フェルウェ湖という湖の中に浮かぶ島のようです。宿泊は「豪華な」テント。トイレ・シャワー完備。

イベント内容ですが、当日集まった中からランダムな5人でチームを組み、コーチの助言を受けながら新しいものを開発するということ。技術を高めるのももちろんですが、チーム開発やチーム管理なども鍛えられる機会になると。

また、「人生は仕事と技術だけではない」ということで、ただ缶詰になって開発するだけではなく、昼間のボートやカヌー、夕方からのいろいろなアクティビティも予定されているのだとか。

開催は8月25日から29日の5日間。参加料は食事や往復のボート代も含めて375ユーロ。現時点での残り参加枠は24人分だそうです。PHPの開発者でこの夏冒険してみたい人、オランダまでどうでしょう? オランダでのイベントですが、サイトも全部英語ですし、このあたりのイベントは周辺の国からも参加があるでしょうから、英語で大丈夫だと思います。

僕は家事等あってちょっとオランダまでは行けそうにないですが、ちょうど個人的(←会社とは無関係のイベントです)にも野外での開発会を考えていて、明日第一回を行うところだったので、自然の中での開発会がどんな成果を作り出すのか、興味がありますね。

# こちらの開発会は、告知が遅くなってしまったのでまだ参加者が少ないです。明日木曜昼に東京で時間のある方はぜひ

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PHP 書評

書評: PHP逆引きレシピ第2版

いただいた本。PHPに関して、「こういうことがしたい」という希望から、それをする方法を探すための本です。

第1版の時と同じような感想ですいませんが、まず、この分厚い本を最初から最後まで読んだりはしていませんのでご了承を。パラパラと読んだ限りは、ある目的を達成するためのPHPのコード例が、今風のコードでわかりやすく紹介されていると言ってよいかと思います。

ほとんどのコードが、”<?php”で始まりhtmlヘッダもすべて含んでいますが、ブラウザ経由で動かさなくてもわかるような項目については、コマンドラインから実行できる形でも十分なんじゃないでしょうか、とは思いました。

第8章のphpMyAdminを使いたい、は、PHP関係ない、と思ったものの、これまで触ったことがない人には実はかなり有用かもしれません。phpMyAdmin の使い方って、自分の場合は使いながら勘で覚えたのですが、今から思えば最初はいろいろ不思議なことをしていたようにも思うので。

同じ問題を解決するにも色々な方法があり、必ずしも本書で紹介された方法が最新で最適と言えないこともあるとは思いますが、すごく古かったり、今では推奨されないようなやり方はそんなに載っていないように感じました。

# たとえば、077は自分ならphp_intl拡張を使いますし、210はfilter_var()を使うと思います。いくつかの有名ホスティングサービスで動くコードであることも検証されているようなので、PHP拡張が必要なコードは入れにくいのかもしれません。

あと、本の特性的に、どうしても内容を検索したくなってしまいます。電子書籍のほうがいいのでは。鈍器になりうる重さがなければ、電車通勤の人とかの暇つぶし(というと語感が悪いか)として読むと、新たな発見があるかもしれません。

書評に関する注意書き

  • 貰って書いた本についてはその旨記述します
  • このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではありません
  • もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうですが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではありません
  • 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもありません。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなことも多々あります
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PHP

PHPで数字を英語に変換する

5年前に作った「数字を英語に」を手直ししました。

数字を入れると、その数字を英語でどう読むかを変換するという単機能のサービスです。

たとえば、「42」に対して、”forty-two”を返します。

akimoto-jp-english-number

作ったまま放置していたのですが、少ないながらも毎日利用者がいるようなので、一から書き直してみました。

今回の作り直しでは、以下のような変更を行っています。

  • ベタPHPからSilexフレームワークの利用へ変更
  • PHPで書かれたライブラリNumber to wordをやめて、PHP Intl拡張を利用
  • 上記に伴い、英語・フランス語以外のテキスト化にも対応。話者人口の多そうな言語での結果を列挙しています。
  • デザイン無しから、流行のTwitter Bootstrapを利用、デザインをレスポンシブにしてスマートフォン対応
  • 各種ライブラリをComposer管理に

5年も経つといろいろ便利になって、労力は少ないのに見栄えも機能もいいもの(当社比)が作れるものですね。

5年前は、ライブラリの説明に「ドイツ語にも変換できるヨ」とあったので表示させていたら、ドイツ語のわかる方から「すごく間違った結果が出ますよ」と指摘されて引っ込めました。もし今回変換結果が違ってたら、僕の間違いというよりPHPかICUライブラリの間違いです。