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Hyperkin Smart Boy – ゲームボーイのカートリッジをAndroidに挿す

ゲームグッズ販売の Hyperkin がゲームショーE3で展示したのが、こちらの Smart Boy

(credit:  Neowin)
(credit: Neowin)

Android にくっつけて、後ろ側にはゲームボーイのカートリッジが挿せる、というデバイスです。

(credit:  Neowin)
(credit: Neowin)

Android 上でエミュレーターを動かせば、今でも遊べないことはないんでしょうが、カートリッジの中のデータを取り出さないといけないので、敷居は高いでしょう。

カートリッジをそのまま挿して遊べるなら、昔買ったカートリッジや中古ショップやオークションで買ったものをそのまま使えるわけで、レトロゲームファンには嬉しいデバイスかもしれません。

スマートフォンのタッチスクリーンで操作するよりも、本物のような物理ボタンで操作できるという点でも、再現度は高いと思われます。

もともとは、2015年のエイプリルフールに発表された嘘ニュースだったらしいのですが、反響が良かったらしく、今回製品化することになったということです。元ネタでは iPhone 6 以降の対応となっていますが、E3の展示では Samsung の Android 機で動いていて、12月の発売でも Android 用になるということです。

via Neowin

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ConnectedNES – 高橋名人を越える連射でファミコンにツイッターの新着を表示するプロジェクト

レイチェル・シモーネ・ウェイルさん(Rachel Simone Weil @partytimeHXLNT)が作ったのは、ツイッターの新着をファミコンで表示させるシステム ConnectedNES (NES = Nintendo Entertainment System はファミコンの米国名)。

ファミコン用に自作したツイッタークライアントを使って、特定の条件で検索したツイートをブラウン管テレビに表示させています。

その創意あふれる構成はというと、

  1. ファミコン
  2. 小型ボードコンピュータキットParticle Photon で作った「モデム」
  3. Azure上で動くNode.jsで書かれたサーバ
  4. ファミコン上の独自ツイッタークライアントを焼いたカスタムROM

3.を使ってツイッターAPIから検索したツイートを、2の「モデム」を使ってファミコンに送り、それを4のカスタムアプリで表示させているということになります。

connectednes-board

ここでの肝が「モデム」の部分。ファミコンにデータ入力用のインターフェースなんてあったっけ? キーボードつなげるコネクタ(エキスパンドコネクタというそうです)を頑張って使ったのかな? と思うかもしれませんが、そうではなく、普通のコントローラを使っています。

コントローラーのボタンを押し、離すたびに本体へ信号が送られているので、ボタンのスイッチ部分を改造し、Particle Photon からの信号をカスタムROM内に収めたアプリで受信させることで、ツイートの文字データを送り込ませたようです。

# ものすごい速さで連射をさせてるわけですね。

6502アセンブラでツイッタークライアントを書く前には、スーパーマリオブラザーズのゲーム中にツイッターの新着が画面上部現れる、という「ソーシャルメディア・ブラザーズ」というのも作られています。

プレイ中に画面の上端に文字が表示されているのがわかるでしょうか。この改造は、ルイージを削った場所に突っ込まれたそうです。

GitHub上では、6502アセンブラによるツイッタークライアント(フォント含む)を始め、使われたソースコードが公開されています。

via The Verge

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犬がちゃんとカメラを見てくれる撮影補助デバイス Pooch Selfie

犬や子供の写真を撮るのが難しいのは、人間の大人と違って撮影者が頼んだときにカメラの方を見てじっとしてくれないことでしょうね。

Pooch Selfie(わんわんセルフィー)は、その難しい犬の写真を撮るためのお助けデバイス。

原理はこれ

pooch-selfie-inspiration

「魔法のようなパワーで、犬をカメラに向かせることができます」だそうです。

pooch-selfie-usage

Compatible iPhone, Android & Tablets。スマホの表裏どちら側のカメラにも対応。まあ挟んでるだけみたいなので…

Kickstarter でのクラウドファンディング・プロジェクトですが、すでに目標の7000ドル(77万円)の3倍以上を集めていますし、この製品だと「作ってみたら技術的に無理でした」みたいなことはなさそうに思います。というか冗談プロジェクトじゃないんだこれ。

価格は、アタッチメントとボールのセットで$13(1430円)

via Geekologie