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ネットのサービス

PhotoChrome – 言葉からカラーパレットを作ってくれるサービス

単語を入れると、単語に関連した色からカラーパレットを作るというサービスが PhotoChrome です。

入力した単語から Unsplash の API で単語に関連した無料利用可能な画像を検索します。

写真の中から抽出した色を取り出して5色のパレットを作る、これだけでもまあいいかと思いますが、サービスは単語に関連する多数の画像をごちゃごちゃに混ぜ合わせ(smash)、混ぜた画像から5色を取り、明度を明るい物から暗いものまで調整してカラーパレットを出してくれます。

混ぜたほうがぼんやりしたパレットになることも多いように思えますが。

色の選択に行き詰って、新しいヒントが欲しいときに使うといいかもしれません。

via FlowingData

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データ可視化

世界中の国のパスポートの表紙色地図

パスポート:赤は新しい黒ですは、世界各国のパスポートの表紙を地図上に並べた地図です。

日本のパスポートも赤だけではないので、一つの国に一色が固定されていると決まってはいないのかもしれませんが。

実際のパスポート表紙の画像ではなく、色だけを表示するモードもあります。

こうやってみると、なんか地域性があるようですね。欧州は赤、南北アメリカは青、アフリカは緑の表紙が多い。「パスポートの色」で思い浮かぶ色は、出身地域によってバラバラなのかもしれません。

via Maps Mania

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ガジェット

身の回りの色をスキャンして使えるペン Cronzy

クラウドファンディングサイトIndiegogoで募集が始まった Cronzy は、身近にある様々な色を取り込むスキャナと、その取り込んだ色を使って描くことができるボールペンが一体となったガジェットです。

cronzy

cronzy-video

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スキャナ部およびペン部分は1600万色以上を再現できる、と謳っています。1600万色という単位、昔のパソコンのカタログで見たような懐かしい数ですが、24bitカラーということなんでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=Z0ewjKLyKlk

ペン本体にはインクカートリッジを持ち、このインクをペンの内部で混ぜ合わせて色を作るようです。

cronzy-parts

こちらの動画でプロトタイプを使っている様子が公開されています。

https://www.youtube.com/watch?v=HdLG1rSQKiY

動画の02:00から、色の切り替えに40秒、さらに前の色のインクを使いきるまで捨て紙に5秒ぐらい描いていますね。切り替えにはそれなりの時間と手間が掛かってしまうようです。

このブログでも、2009年にColor Picker Penという同様のアイデアのコンセプトモデルについてご紹介したことがあるのですが、7年経った今、そのアイデアが実現しようとしているわけですね。

クラウドファンディングのガジェットなので、まだ宣伝文句通りに動くのか、本当に完成して入手できるのか、は保証されませんが、ちょっと無理そうだったアイデアが実現されるかもしれない、というのを目の当たりにできるのは嬉しいですね。

via The Verge