人材募集
メンバーインタビュー
各メンバーにサイボウズ・ラボに参加したきっかけや、仕事のやりがい、日々の雰囲気などを聞いてみました。
川合 秀実
——ラボに応募したきっかけを教えてください
応募を考えていたころ、私の知り合いのうちの、キラキラしている憧れの人たちのうち何人かがサイボウズ・ラボの社員でした。その人たちと比較すると、自分が応募してもきっと落ちるだろうと思っていましたが、知人に励まされて応募してみたのがきっかけです。・・・サイボウズ・ラボユースという未踏のような事業を民間企業でやっていることも非常に魅力的で、そんな会社に入れて誇りに感じています。
——やりがいを感じているポイントは何ですか
業務に関して、メンバー(社員)のことを信頼してくれて、かなりの裁量を与えてもらえること。どうなるか見通しが立たないことでもチャレンジさせてもらえること。おかげで、「うまく説明できないけど、結果が出ればわかってもらえる」ようなこと(=前例の少ないこと)に取り組みやすいです。
——日々の仕事で楽しいと感じる瞬間はどのような時ですか
自分の想像以上の成果が出たとき。以前の成果を応用して新しい成果が出て、その成果を応用してまた成果が出て、のように成果の連鎖ができたとき。
——チームでのやりとり雰囲気について教えてください
(これはたぶんサイボウズ本社も同じだろうと思いますが、)事実と解釈、理想と現実を区別して議論することがとても容易です。理想を考えるときには、それを無理だとか非現実的だと一蹴されてしまうようなことはありません。その理想や目標へ向かって、現実から一歩ずつ進めていくことができます。とてもすばらしい社風だと思います。
——他のメンバーとのやりとりなどで印象的なことがあれば教えてください
結婚して名字が変わっても、社内・社外では旧姓のまま活動したいと相談すれば、ものすごく便宜を図ってくれます。社内の事務手続きは絶対に大変になっているはずなのに、まったく迷惑そうにされません。すごいです。これは旧姓の扱いだけが特別というわけではなく、何でも相談すれば前向きに検討してもらえるということです、会社側の手間は増えてしまうのに。
——どんな人と一緒に働きたいですか
自立している人。自分の得意分野を持っている人。失敗を恐れない人。挑戦できる人。変わっている人。
——応募を迷っている人に伝えたいことは
決断するにあたって、情報が足りないなら情報収集を。考えるべきことが残っているのなら考えてください。そしたらもう迷う要素はないと思うのでどうするか決断しましょう。決断を先延ばししてもいいことはないです、たぶん。
光成 滋生
——ラボに応募したきっかけを教えてください
勉強会などで面白い発表をしている人たちが所属している会社だったから
——やりがいを感じているポイントは何ですか
自分のペースで研究開発ができること・それがいろいろなところで使われているのを見ること
——日々の仕事で楽しいと感じる瞬間はどのような時ですか
思いついて実装したアイデアがうまくいき、それが既存の論文に見当たらなかったとき
——チームでのやりとり雰囲気について教えてください
人は人で、他人にあまり干渉しないこと。自分の専門外の分野の最先端トピックについて初歩的なことから質問できること。
——ラボならではの空気感や雰囲気はどのようなものがありますか
ノルマが週1回の定例報告ぐらいで後は全て自発的にやることを決められる・決めないといけない点。サイボウズのツールを使って主に自分が使うスレッドを立ち上げてそこで今何をやってるかを随時書き込んでいる。ノルマではないのでそれをしていない人もいる。ほとんど在宅勤務なので勉強会や私用で作業を中断して抜けるときも、「○○に行ってきます」「今から病院に行ってきます」「戻りました」と書くだけ。他の企業や研究所との共同研究もやりたければそのスレッドに書けば、ほぼ稟議なしで進められる。
——印象的な社内イベント出来事エピソードなどがあれば教えてください
新型コロナ以降、年に何回か本社の開発・運用メンバーが集まって議論や交流するお祭りがあって、興味があれば参加して自分の研究内容を紹介できる。本社の部活動(会社から補助金が出る)やボランティア活動などにも自由に参加できる。スイーツ部ではタルトを買ってきてみなで食べる。他にも本社では様々なイベントが開催されている。いずれも参加が任意なのがよい。
——応募を迷っている人に伝えたいことは
何に役に立つか分からないけどずっと研究して突き詰めていたら、それがいつの間にか社会の役に立つ場面がいくつかあった、そういうことが10年、20年のスパンでやってきた・できる研究所です。
Akky 秋元
——ラボに応募したきっかけを教えてください
第一次米国撤退時にちょうどラボが設立されたので帰国がてら移籍しました
——やりがいを感じているポイントは何ですか
毎回新しく異なった挑戦的な調査依頼が降りてくること
——日々の仕事で楽しいと感じる瞬間はどのような時ですか
見つけるのが難しい情報を見つけられた時
——チームでのやりとり雰囲気について教えてください
定例報告会などで各分野の最先端の情報を聞くことができて勉強になります
——ラボならではの空気感や雰囲気はどのようなものがありますか
短日数勤務もですが、会社の方から多様な働き方をするための制度がどんどん出てくるところ
中島 薫
——ラボに応募したきっかけを教えてください
ラボ創設直後で、未踏事業からの交流などもあり。新規事業や新サービスの創出に携われる機会として。
——やりがいを感じているポイントは何ですか
日本の中小企業で大きなシェアと営業力を持つサイボウズの製品開発に関与することで、日本企業の在り方やグループワークの新しい形を創出し社会や世界を変えていけるチャンスに恵まれていること
——日々の仕事で楽しいと感じる瞬間はどのような時ですか
あれ、このコンセプト、どこの企業も手を出していないのでは? この手法で様々な問題が解決できるのでは? などの気付きを得た時。自社に限らず様々な製品・サービスの問題点を見つけた場合、極力開発元にフィードバックすることもライフワークにしています。
——チームでのやりとり雰囲気について教えてください
わりと頻繁にロジカルな議論が巻き起こり、時にはヒートアップもするのだが、感情論にならずストイックに議論が進み、後を引かないこと
——他のメンバーとのやりとりなどで印象的なことがあれば教えてください
それぞれが独自のポジションをもっているので、物事に対して様々な視点から意見や知識、トレンド情報が集まること
——ラボならではの空気感や雰囲気はどのようなものがありますか
今はほぼ在宅勤務化しましたが、オフィス勤務時代はとにかくオフィスが無音で、普段のコミュニケーションはPC上で進んでいるため、勤務を始めたころは音を立てるのが怖いぐらい静かでした。
——働いていてユニークだなと感じることはどのようなものがありますか
本社も含め、スケジューラーに空き時間があれば例え本社社長の青野さんでも容赦なく予定を入れてミーティングを申し込めること。(もちろん例外もあるし、忙しければ予定をずらしたりします) その分、相手に時間をいただくうえで何を話すか、提供できるかが問われるわけですが。
——印象的な社内イベント出来事エピソードなどがあれば教えてください
ラボユース合宿の主役は有望なCS系の学生の皆さんなのですが、そこに交じって一参加者として一緒にハッカソン的な開発をすることで刺激をもらえて励みにもなります。
——応募を迷っている人に伝えたいことは
いわゆる研究所的な堅苦しさは無く、自由な組織で自分の目的を探求させてもらえる場なので、自分に自信があればまずは話をしてみて、自分とラボの共通目的を見出せるか、がポイントになるのではないかと思います。OSS活動や標準化活動、人材育成などに取り組んでいる人もいますよ。
中谷 秀洋
——ラボに応募したきっかけを教えてください
当時サイボウズ・ラボにいらした奥一穂さんのインタビュー記事を見て面白い会社があると知って
——やりがいを感じているポイントは何ですか
短期的な成果を必ずしも要求せず、将来的な可能性があればチャレンジさせてもらえる点
——チームでのやりとり雰囲気について教えてください
メンバーごとにばらばらのテーマに携わりながらも、ゆるいチーム感もちゃんとあるところ
——他のメンバーとのやりとりなどで印象的なことがあれば教えてください
個人の裁量が大きい分、何をするか、どのように評価するかを自分で道筋をつけなければいけないところ
——どんな人と一緒に働きたいですか
得意分野が1つ以上あって、それ以外の分野についても楽しんで話を聞くことができる人
星野 喬
——ラボに応募したきっかけを教えてください
知り合いがラボで時短勤務しながら学生をやっていたので興味をもって。最初はアルバイトとして入りました。
——やりがいを感じているポイントは何ですか
実現できるかどうか分からないものが、できる、となったときが一番達成感があります。
——日々の仕事で楽しいと感じる瞬間はどのような時ですか
作ったプログラムがきちんと動いたとき?
——チームでのやりとり雰囲気について教えてください
率直で容赦ない、しかし丁寧な、議論とフィードバック。慣れていれば最もありがたいものです。
——他のメンバーとのやりとりなどで印象的なことがあれば教えてください
考え方が多様だなと思います。それぞれが哲学を持っているというか。
——ラボならではの空気感や雰囲気はどのようなものがありますか
ギルド、食客の集会所、ピン芸人の長屋。
——働いていてユニークだなと感じることはどのようなものがありますか
大きな裁量から生まれる活動の自由さ。
——どんな人と一緒に働きたいですか
何らかの求道者。しかし社会人に擬態できる人。
——応募を迷っている人に伝えたいことは
人生は一期一会です。止まるもよし、進むもよし。
内田 公太
——ラボに応募したきっかけを教えてください
ラボユースがきっかけでラボを知り、最初からラボへ行きたい気持ちがあった。2018年から開始した東京工業大学での仕事の中で「研究」に改めて触れ、ラボへ行きたいという気持ちが高まり、2019年にラボへの転職活動を開始した。
——やりがいを感じているポイントは何ですか
自分が作ったコンテンツによってコンピュータの仕組みを学ぶ人が増えていくこと。
——日々の仕事で楽しいと感じる瞬間はどのような時ですか
要件を満たすコンパクトな設計を考えているとき。無心にはんだ付けしているとき。
——チームでのやりとり雰囲気について教えてください
疑問に思ったことを素直に質問・議論できる(自分への攻撃だと捉える人がいない)。皆、他のテーマの価値を認め合っている。
——他のメンバーとのやりとりなどで印象的なことがあれば教えてください
みな、自分の活動テーマに誇りを持っているのが印象的。誰かから振られて仕方なくやっているということがない。
——ラボならではの空気感や雰囲気はどのようなものがありますか
基本的に各人が違うテーマを持っているのが大きな特徴。複数人で緊密に連携して物事を成し遂げるということがほとんどない。たまに寂しさを感じることもあるが、自由に進めていけるメリットも大きい。
——働いていてユニークだなと感じることはどのようなものがありますか
ラボ内には同テーマを追求する仲間が居ないため社外との関わりが自然と多くなりやすいのはユニークかもしれない。