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長い長いロープの模様が作るデジタル時計

ドイツのアーチストフェリックス・ヴォレイターさん(Felix Vorreiter)が作った時計Flux 1440 は、とても長いロープの上に描いた黒いマークが、一分ごとにデジタルな数字になって時間を表示する、というデジタル時計です。

プーリーを使って5段に並べられた細いロープに書かれた黒い模様が、一分に一回だけ時刻を浮かび上がらせます。

rope-clock

動いている様子を映した2分間の映像。2分間なので、動画中に時刻ができあがるのは2回だけです。

こちらはメイキング映像。

1秒ごとに1.3cmちょっと巻き取られるロープ、元々の意図通りに一日=1440分を表示しようとすると、1175m 、つまり1.2キロメートル近くの長さが必要となります。

ステップモーターをArduinoで制御したこの作品では、1.2キロメートルのロープを引くのは無理だったようで、1日ではなく2時間分の時刻を刻むだけとなっているそうですが、それでも100メートルに360セットのパターンが必要で、思いつき以上にたいへんそうな制作だったんだろうなと思われます。

via Make:

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The Floppotron – フロッピー・ハードディスク・スキャナー等総動員でスターウォーズのテーマを鳴らす

フロッピーディスクの駆動音でリズムを取る、ぐらいの工作はよくありましたが、大量の周辺機器を使って組み上げたオーケストラは初めて見ました。

the-floptron-1

今どきPCについてないことも多いフロッピードライブが並ぶさまは圧巻です。

the-floptron-2

オーケストラの構成は以下の通り。

  • フロッピードライブ 64台
  • ハードディスクドライブ 8台
  • スキャナ 2台

作者のブログではスメルズ・ライク・「ナード」・スピリットハワイFive-Oのテーマの演奏もあります。

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サインフェルドのアパートをDOOM上で再現したファン

アメリカのシトコム史上1,2を争う人気だったというコメディドラマ「サインフェルド」の主人公ジェリー・サインフェルドのアパートを、DOOM2 上で再現した人が現れました。

seinfeld-apartment

このアパートね。

4人のメインキャストも忠実に再現しているのですが、なにぶん元が殺伐としたシューティングゲームなので、その扱いはひどいことになっています。

作るのに100時間掛かった、というデータは、こちらからダウンロードできます

フィクションの中の建物や風景をファンが再現する、というのは、VRの普及とあわせてこれからも増えそうですね。日本でフィクションだけど誰もが知っている家、とかはどこにあたるんでしょうか。

JOHN ROMERO