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Regexアドベンチャー – 正規表現で戦うダンジョンRPG

Regex Adventure は、正規表現を解くことで進むことができるゲームアプリです。

[追記 7/4] デモ版がブラウザで遊べるようになっていました。やはりブラウザで遊べると敷居が下がりますね。

Regex Adventure サイトトップ

Windows / Linux / Mac 版が用意されているアプリは、レベル8 まで遊べる無料のデモ版と、追加で20面以上のレベルを含んだ$6.99(660円) の有料版がダウンロード可能です。

Regexアドベンチャー チュートリアル面

デモ版で遊んでみました。各レベルの目的は迷宮のゴールを目指す事。カーソルキーで上下左右に移動し、接敵したら Enter キーで戦闘モードに入ります。

攻撃は敵モンスターの名前に対して、マッチする正規表現を入力することで行われます。ただし、正規表現として入力できる記号は大きく制限されています。ダンジョンの途中で紫色のオーブを拾うことで使える記号が増えることもあります。

例えば、”ant” という名前の敵を倒すのに”.”と”a”のオーブだけを持っていれば、”…”とか”a..”といった入力でなければ相手にダメージを与えることができません。

戦闘の様子

複数の敵と接敵した場合、それらに共通する正規表現を作ることができれば、複数攻撃となります。複数攻撃しないと、生き残った敵の反撃をうけてしまいます。

また、敵の近くに味方が配置されている場合、味方の名前も該当してしまうような正規表現で攻撃すると、味方に流れ弾が当たってしまいます。

味方を攻撃せずに相手にだけダメージを与えるには

流れ弾を当てないように、手持ちのオーブを使って正規表現を組み立てなければならず、レベルを上げていくごとに新しい正規表現の使い方を増やしていけないと、勝つのが難しくなっていくというわけです。

via reddit/programming

関連

RegexOne – 正規表現を段階的に学べるインタラクティブ・チュートリアル

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Worldle – 世界の国名を当てる Wordle インスパイア・クイズ

Worldleは、また別の世界+Wordl風ブラウザゲームです。

Worldle トップページ

毎日変わるお題は世界のどこかの国の形。その形だと思う国の名前を英語で入力して答えます。

6回まで回答の権利があり、6回のうちに当てる必要がある、と言うのは本家と同じです。

Worldle – 外れた時のヒント

正しい国ではない場合、正しい答えの国への距離、その方角が表示されます。距離と方角をあわせた回答の近さみたいな数字をパーセントでも示してくれます。この数字は正答にたどり着けば100%になります。

その日の経過と結果は、本家 Wordle でもおなじみの絵文字を使った記録として、twitter などの SNS に貼り付けやすい形で提供されます。

国名を英語で入れるのは難易度高いとは思いますが、何文字かタイプすると部分一致する国名のリストを返してくれるので、とんでもない物識りとかでなくても一応参加はできます。

国名のスペルを入れるとサジェストが出る

とはいっても、日本語の国名から綴りが思い浮かばないものとか、カ行といってもCなのかKなのかQなのかわからない、みたいな時は国名を探すのにも苦労はします。

そもそも知らない国は、場所が特定できても答えられない。カリブ海の島々の国とかアフリカの小国とか。なので、参考にしたであろう Worldle に比べるとやはり、遊ぶ人を選びすぎだなあという気のするゲームです。

小学校の社会科で都道府県を覚えさせられるので、都道府県で同様のクイズを作ると役立つターゲットもいるかもしれないですね。

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ROWS & TABLES – SQLカードゲーム

ROWS & TABLES は、SQL をテーマにしたカードゲームです。

ゲームに含まれるカードは大きくわけて4種類。Insert, Delete, Select, Update です。

各プレイヤーに3枚の手札を配り、時計回りにプレイします。自分のターンになったらまず山札から一枚引いて、場に出すカードを選びます。

Insertカードの片面はデータになっていて、トラとかテディベアとかのentry と、所有者 owner 、カテゴリー category が記載されています。

自分の場にデータカードを Insert で増やしていきます。

Select カードを使うと、category で指定した場のデータカードで条件にあったものを、場から下げて獲得することができます。一旦獲得してしまったデータカードは、今後他のプレイヤーから奪われることがありません。

他の2種類のカードは、他のプレイヤーとのやりとりになります。

Delete カードでは、カラムの条件を指定することで場に出ているカードを廃棄させます。うまく他プレイヤーが多く出している条件を指定することで、自分が有利になるわけですね。

Update カードは、データの 内容を where で指定し、owner を「自分」に変更することで、他人が場に出したデータを奪うことができます。相手のデータを減らして自分につけることができるので、効果は大きそうです。

これらのカードを使い、場でデータを集め、うまく Select で手中に確保し、最後にすべてのカードを使った後に場と獲得したカードの枚数が一番多い人が勝利者となります。

ゲームの解説動画はこちら。

このカードゲームは1セット $15(1650円) 、4セットだと$40(4400円) ということです。

SQL の勉強の始めに、このようなカードゲームで導入をするのもいいかもしれませんね。