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Simple Search – ゴテゴテしたGoogle検索ページから単純検索結果だけを表示するブラウザ拡張

Simple Searchは、昔風のGoogle検索結果を得るためのブラウザ拡張です。

Google検索結果のページにいろいろなウィジェットが追加されるようになってからだいぶ経ちます。7月のThe Markupの調査では、不動産関連の検索をした場合、PCで最初のページの41%、スマートフォンでは63%がGoogle社自身が提供する様々なコンテンツで占められていたそうです。

関連広告だけでなく、ニュース結果、動画検索、ウィキペディアの抜粋、Twitterでの検索、地図の表示や経路、ショッピング検索の結果など、多岐にわたる情報が検索結果ページに出てきます。

便利だとは思うんですが、昔の検索エンジンとはだいぶ使い方も変わって来てるでしょうね。

Simple Search ブラウザ拡張を入れてGoogle検索を行うと、初期のGoogleがそうであったような、検索結果の上位10件だけの結果を、元の画面にかぶせたポップアップの形で返してくれるようになります。

拡張機能はGoogleとFirefoxに対応。検索エンジンはGoogle以外にBing検索にも対応しています。

「元の検索結果ページは変えず、ポップアップで単純な検索結果を表示している」とあるのは、元のページを直接改変してしまうことで大企業と要らぬ揉め事が起こるのを回避してのことでしょうか。元のページを見たければ、いつでもポップアップを閉じることができます。

The Markup は政府や大企業が技術をどう使おうとしているかを調査するNPOということ。ポップアップ形式の表示で日常的にGoogle検索を使うのが実用的かは疑問もありますが、検索サービスが見せてくれているものが単純な検索結果ではないということの確認ができるという意味で、少し使って見るのもいいかもしれません。

via The Verge

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NSFW Filter – 職場で見てはいけないNSFW画像をブロックするブラウザ拡張

nsfw-filter/nsfw-filterは、Tensorflow.js を使って特定の画像、職場で表示するのが不適切な画像(NSFW = Not Safe For Work)をブロックできるブラウザ拡張です。

職場で見るとまずいようなサイトを開くと、ブラウザ上の表示がこんな感じに。

同じサイトで問題のない画像が出ているページを開くと、こう。

仕組み的にはブラウザ上で動くinfinitered/nsfwjs のライブラリを使っていて、Chrome, Firefox 用にパッケージされています。

クライアント側のブラウザ上で処理され、判定される画像自体が外部に送られることはありません。自分が何を見ているかという情報は洩れないということですね。

ブロック判定の前に一瞬表示されることもあるようです。また、何がNSFWかの判定はもちろん完璧ではなく、職場ではまずそうな画像が残ることもあれば、まずくない画像が誤判定されている場合もあるだろうと思います。小さなサムネイル画像などは判定失敗していることが多いようにも感じました。

画像の表示はそんなに遅延する感じはありませんね。まあそこはPCの処理速度にもよるかもしれませんが。

職場もですが、子供の使うパソコンのブラウザに入れておくという利用法もあるかもしれませんね。

開発は「将来に渡って完全にオープンソースベース」ということで、世界中からの協力者を求めているということです。

via Towards Data Science and Hacker News

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コピー禁止や右クリックメニュー禁止を解除するブラウザ拡張 Absolute Enable Right Click & Copy

Absolute Enable Right Click は、ウェブページのコピー禁止や右クリック禁止を無効化できるブラウザ拡張です。

右クリック禁止のコードを試せるページで、普通に右クリックすると “Right-click is disabled”(右クリックは無効です)というメッセージが出ます。ここで、この拡張のメニューから”Absolute Mode”をオンにして、

ページを再読み込みすると、

サイト上での指定に関わらず、右クリックメニューが使えるようになります。

インターネットに無条件公開しておいて読んでほしくないということはないと思うので、どうしてこんな不便なことをするのか、ですが、自分の書いた文章をコピーで使いまわされた経験があるとか、あるいは経験がなくてもコピーされてしまうことを恐れてのことのようです。

ただ、ちょっと知識があればいくらでも回避できてしまう仕組みなのでどうしてもという人はコピーや保存はできてしまうし、実際的には悪意のない多くの訪問者の不便を増やしているだけなんですよね。最近は滅多に見なくなった気もしますが。

Firefox拡張もあります。ソースコードはこちら。