イギリス交通省による飲酒運転の怖さを伝えるためのキャンペーン Think!の動画です。パブのトイレにある仕掛けを設置して、気持ちよく酔っている客を脅かしています。
いくら目的が良くても、このイタズラはひどい。詳細不明ですが、客も俳優ですよねたぶん。これを普通の一般客に仕掛けたら、驚きのあまり怪我をしたり、後で訴えられたりしそう。
via Creativity via Design Taxi
イギリス交通省による飲酒運転の怖さを伝えるためのキャンペーン Think!の動画です。パブのトイレにある仕掛けを設置して、気持ちよく酔っている客を脅かしています。
いくら目的が良くても、このイタズラはひどい。詳細不明ですが、客も俳優ですよねたぶん。これを普通の一般客に仕掛けたら、驚きのあまり怪我をしたり、後で訴えられたりしそう。
via Creativity via Design Taxi
空気が汚れていると鼻毛が伸びる、といいますが、アジア各地の大気汚染を鼻毛の長さで実感させるという啓蒙サイトがClean Air AsiaによるHairy Noseキャンペーンです。
こちらの入り口から入ると、
Google Map上に、アジアの各都市が汚染度ごとに色わけされてプロットされています。都市を選ぶと、右側の顔の鼻毛が、汚染度に合わせて変わります。
幸い、日本では埼玉がレベル2のGoodになっている以外は、どこもレベル1のExcellentですが、汚染で知られる中国甘粛省の蘭州市は、レベル6(Critical 致命的)でこんな鼻毛に。
中国・インド北部がひどいことになってますね。
判定されたレベルを使って、あなたのアップロードした顔写真にいろいろなデザインの鼻毛をつけ、ソーシャルメディア等でシェアすることもできます。
あわせて、未来のアジアで、鼻毛が長いのが当たり前になり、鼻毛を綺麗にスタイリングするのがファッションになった世界を描いているビデオも公開されています。
その世界では、鼻毛をより伸ばすために、わざわざ汚い空気を吸う機械まで存在します。
鼻毛が長いのが当たり前な世界、Adapt(慣れる)したくないですね。Don’t Adapt! ぜひこちらから、アジアの今の大気汚染状況を確認してみてください。
via Do Not Adapt to Air Pollution – Clean Air Asia launches Hairy Nose Campaign | Clean Air Initiative via Google Maps Mania: Hairy Noses on Google Maps
DarkPatterns.orgは、Webデザインを悪用するブラックハット・デザインを無くすことを目的に、わざわざ分かりにくかったり、望んでいないこと実行させるようなデザイン要素に共通の名前(パターン)をつけ、それを使っている不良サイト・企業に文句をつけるための新しいサイトです。
たとえば、パターン「買い物かごに忍び込ませる(Sneak into basket)」パターン。これは、ユーザーが入れていない商品がいつのまにかショッピングカートに紛れ込むようにデザインされているフォームのパターンです。
例として、旅行予約サイト大手のTravelocityで、ホテルや飛行機のチケットを購入した確認画面のフォームの中に、旅行携行品保険の購入チェックボックスがデフォルト「はい」で追加されている、などといった例が載っています。
$19.95(2090円)という額はチケットに比べて安いため、人によってはその保険を買ったことに気づかないまま支払いをすることもありそうです。
単に使いにくいデザインは「バッド・パターン」ですが、それは怠惰や間違いによって引き起こされます。それらは「デザインのアンチ・パターン」として知られています。「ダーク・パターン」は、間違いでは無く、人間の心理を深く理解した上で作成され、作者はユーザーの利益になるかどうかは気にしていません。
サイトでは、これまで掲示板で寄せられたダーク・パターンが、既にかなりの量公開されています。
これからもっと良い名前が出てきて変わる可能性もありますが、今メニューに並んでいるダーク・パターンは以下。
毎日ウェブを使っている人なら、上記のようなデザインはどこかで見たことがあるかと思います。元のデザインパターンと同じで、「名づけることで知識を共有しやすくする」というのは素晴らしいですね。この試みがうまくいってほしいと思いますし、その結果としてそういうウェブデザイン・UIデザインをする企業が減ってくれればいいなあと。
via Darkpatterns.org: naming and shaming sites that use black hat, anti-usability design patterns.
[2018-04-04 追記] ダークパターンに関する記事「悪のUIデザイン、ダークパターンの実例を見せる動画」を書きました。