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ネットの事件

Twitterの「アルゴリズム」repo がGitHub から消される

Twitter の「アルゴリズム」という空のリポジトリがGitHubに公開され、イーロン・マスク氏のtwitter買収と何か関係がある動きなのかと注目を集めていましたが、リポジトリは空のまま削除されてしまいました

Disclose.tv は、空のリポジトリを「twitter のアルゴリズム」として GitHub に公開したことは twitter の一部開発者からイーロン・マスク氏への反抗のメッセージではないかという見方をしています。(中の人がどこかでそう発言したわけではありません)

もし空であることが今後のアルゴリズム公開の準備ではなく、空であること自体に意味を持たせようとしていたとするなら、単一の簡単なアルゴリズムで動いてるわけではない、とか、内部の複雑なシステムの結果として今の表示順ができている、とかいう主張なのかもしれないですね。

via AIM

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ネットの事件

Twitter の「アルゴリズム」がGitHubに公開され、中身は空でも注目を集める

Twitter 社が GitHub 上で twitter/the-algorithm を公開したことが話題となっています。

[更新 2022-04-27] リポジトリは削除されてしまいました

“The” アルゴリズムですからね。Twitter の仕組みは多くのアルゴリズムからできていることは間違いないですが、おそらく各自のタイムラインがどのように作られるかという部分に関わるアルゴリズムのことではないかと言われています。

このリポジトリの存在を示唆したのは、Google のオープンソースチームから2022年に Twitter のオープンソースチームへ移籍した ウィル・ノリス氏。

長期に渡って企業内でオープンソース活動を進めているエンジニアです。

大昔は時系列順にツイートを表示するだけだった Twitter タイムラインのアルゴリズムは、ユーザーのために必要なものをうまく集めて見せる、といった名目でブラックボックス化し、自分たちの発言が不当に多く/少なく表示されたりしているのではないかといった疑念を持つ人もいます。

Twitter買収を目指しているイーロン・マスク氏は「信頼性を高めるためにアルゴリズムをオープンソース化したい」と語っており、

買収はまだ決定事項ではありませんがこれに呼応したものかもしれません。

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データ可視化

KalkiCode – 基本的なデータ構造を各種言語でどう書くかや動く図で見せてくれるサイト

Kalkicode は、例示や図によるプログラミングサンプルを、プログラミング上の問題(基本的なアルゴリズムやウェブサービス技術)と複数の言語のそれぞれの切り口から並べて示そうとしている、教育サイトです。

配列・行列・リスト・ツリー・グラフ・再帰、などさまざまなデータ構造・アルゴリズム毎に分けられた章を開くと、

データ構造 and/or アルゴリズムの解説に、それを実装したコードサンプルが10前後のプログラミング言語で用意され、コードの実行結果、図、などが続きます。

ものによっては動的にデータ構造の変化を見せてくれたりもします。

こちらは平衡二分探索木にノードを追加したり削除したりする際の動きをアニメーションで表示しているところ。

双方向リンクリストへの追加や削除とか

環状単方向リストへの追加と削除とか

プログラミングの学習をする際に、理解を助けてくれそうなコンテンツがたくさんあります。

10前後のプログラミング言語で同じことを書く、というのもこれだけ多くの項目となると大変なことだと思います。見た感じ、ある程度自動で変換してるのかなとも思いましたが。

# 同じサイト内に Java-to-PHP converter なんてのもあったので、全部じゃないにしてもある程度横展開は自動なのかもしれません。

via Hacker News