「ブラックリスト」の利用は侮辱的である!
という React のGitHub Issues におけるバグレポート。
報告者は、「人種差別的や、家父長的な背景のある用語を避けよう」という主張で、こちらのツイッターを引いています。
- ブラックリスト → 否定リスト
- ホワイトリスト → 許可リスト
- キラーアプリ → 愛されアプリ
- マスター/スレーブ → プライマリ/レプリカ
Software development still has a lot of terminology with a racist or patriarchal background. Let's change that.
– Blacklist ➡ Denylist
– Whitelist ➡ Allowlist
– Killer app ➡ Beloved app
– Master/slave ➡ primary/replica— André Staltz (@andrestaltz) August 16, 2018
本気か、と思いましたが、たった2時間のうちに、Dan Abramov氏が「もちろん。いいね」と、多少文言を変えて修正し、チケットはクローズされました。
ちなみに、ブラックリストの語源には、人種的な意味はなさそうです。
まあ、言い換えの効かない単語ではないし、ささっと変えてしまえば済むといえば済むんでしょう。ソースコードチェックツールにこの手のセンシティブな単語のチェッカが入るようになるかもしれないですね。
# もしかしたらもう入ってたりするのかな。
via Hacker News