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3D世界人口地図 2200BCからAD1980までの世界諸都市の人口を地球儀上に

Urban Expansion 3D Visualization は、紀元前220年から最近までの世界の人口の移り変わりを、ブラウザ上に3D表示した地球上にプロットするというインタラクティブな世界地図です。

紀元前1000年。文明の曙的な。古代文明の発生地に都市ができていますが、まだどれも点です。人口が増えると、都市のプロットに高さが加わっていきます。

1857年、日本は安政年間。幕末です。江戸も見えていますね。

このサイトでの最後の年 1980年。手前の長い赤棒が東京。右手上に伸びているのはニューヨークでしょう。

最後の100年ちょっとで、世界各地の人口が驚くほど伸びていることがわかります。人口の絶対数でグラフを描いているため、期間中のほとんどは動きが少なくなってしまったともいえるかも。

データは公開されているイェール大のSpatializing 6,000 years of global urbanization from 3700 BC to AD 2000 を使っているとのこと。この元データが1980年までなのかと思いましたが、データ自体は2000年まであるみたいですね。最近までのデータを含めると、さらに激しい人口増加がみられる地域がありそうです。

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Citylines – 世界各都市の公共鉄道網の変遷を見られる歴史地図

citylines.coは、世界の都市鉄道の路線がいつ開設されたか、をプロットした地図です。

1920年東京周辺の鉄道網
1920年東京周辺の鉄道網

△の再生ボタンを押すと、その都市の初めての鉄道ができてから現在までの時系列での鉄道網の変化を見せてくれます。東京は1960年代の都電の廃線が印象的でした。

1920年大阪周辺の鉄道網
1920年大阪周辺の鉄道網

二つの都市を並べて見るモード(Compare)もあります。これは1945年の東京とニューヨークを並べたもの。

日本では東京、大阪、名古屋と長崎の4都市のデータが入っています。名古屋は現在の地下鉄データのみ、長崎はデータが空でしたが。

データはオープンデータとして公開されています。自分で足りないデータを貢献することも可能。

日本のデータはまだまだ少ないので、調べて追加してあげるのもいいですね。鉄道好きの子供なら夏休みの自由研究とかにもできそうです。

via Maps Mania

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技術

City Generator – 架空のアメリカの都市の地図や3Dモデルを自動生成

City Generator は、アメリカの大都市の地図を自動生成してくれるwebサービスです。

サイトを開くと勝手に自動生成が始まり、実際にありそうな都市の地図が少しずつできあがっていきます。

デフォルトはGoogleマップ風ですが、右上のメニューから Apple 風や手書き風など、さまざまなスタイルへの変更もできます。

デフォルトの「大公園2個、小公園なし」は少し寂しいと思ったので、公園を多めに作ってみたのが冒頭の地図です。他にもいろいろオプションがあるよう。

stl 形式のモデルをダウンロードすることもでき、これを使って都市を3Dで描くことも(知識と作業が必要そうですが)できるということ。

Typescript で書かれたソースコードはGitHub で公開されていて、自分で試すこともできます。