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スマートフォン

Aestheticam – 世界一ひどいiPhone用カメラアプリ

A E S T H E T I C A Mは、”The World Worst”を自称する新しいスマートフォン(iOS)カメラアプリです。

「iOS上での最低のカメラ体験ができることを目指した」 というこのアプリ、起動画面は謎のスターリンの写真だったり、撮影したら画面が謎の遷移をしたり、普通ならわかりやすくと工夫するところをわかりにくくしています。

aestheticam-demo

なお、カメラ名である “aesthetic” は、「審美眼のある」という意味。

SwiftによるソースコードがGitHub上で公開されており、オープンソースの力を生かして、世界最低がさらに下を目指して改悪されていくかもしれません。

「日本一まずいラーメン」とかと同じで、怖いもの見たさで使ってみる人は増えるかもしれないですね。アプリのレビューも★4.5と好評で、「どの友達に見せてもキマッテルって言うよ」とか「売り文句通り、過去最低の体験だ!」など好意的なレビューが並んでいます。

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via Digital Trends

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ネットのサービス

TraffickCam – 誘拐された時のために泊まったホテルの部屋の写真を送信しておくサービス/アプリ

アメリカらしい? 新サービス TraffickCam (human traffick = 人身売買、からか)は、性暴力目的の連れ去りや児童誘拐に対処するためとうたったサービスです。

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アプリやウェブサイトから、自分が泊まっているホテルの名前、部屋番号と一緒に、4枚の写真を撮って送ると、位置情報とあわせて、それらの情報がサーバーに蓄積されていきます。

traffickcam-diagram

実際に誘拐等が発生した際に、当局がこれらの画像と位置情報を使って、連れ去られた人が最後にどこに泊まっていたか、それまでどう宿泊先を移ってきたか、を特定するのに使うのだそうです。

警察の協力でNPOが作ったこのサービス・アプリには、既に150万枚の部屋の写真が蓄積されているということ。数年前に実際に誘拐された被害者を警察が探す際に、このNPOのメンバーがたまたま映像に移っていたホテルがどこかに気づいて誘拐場所を特定できた、という事件があったそうで、それを参考にシステムを考えたということ。

誘拐された人の誘拐前の写真が有ったってどういう状況? とも思いますが、Facebook等で写真を公開したあと行方不明になった、とかですかね。

TraffickCam

カテゴリ: Utilities, Photo & Video
言語: 英語
価格: 無料
バージョン: 2.5.0

開発者: Exchange Initiative
公開日: 2016-01-22
評価(全バージョン):
(88人のレビュー)
評価(現バージョン):
(88人のレビュー)

スクリーンショット

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広く公開されたソーシャルネットに、位置情報をつけて自分の最新の居場所を発信し続けることは、誘拐などが日常的に起こっている地域では特に、危険なことでしょう。今回のサービスは、同様のことをソーシャル相手ではなく警察等に対して行う、という発想のもので、このサービスや警察が信用できるのであれば、身を守る手段、あるいは全般的に誘拐者に対して心理的に抑制を掛けるという意味、で、意味があるのかもしれません。

正直なところは、ちょっとピンと来ないんですが。この方向で、子供の見守り等がうまくできるサービスがあれば、日本でも需要があるかもしれませんね。

via Fox 2

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ネットのサービス

Hoard – 近所の商店に家の鍵を預けるサービス

Hoard(英語で貯蔵や宝庫の意味)は、信頼できる近所のお店に家の鍵を預けるというスマートフォンアプリ+サービスです。

ベルリンとパリで既に始まっているこのサービス、提携している商店に小さな鍵の金庫を置いてもらい、サービスからは6桁の数字を発行してもらいます。鍵が必要になった際にはこの数字を伝えることで、鍵を受け取ることができます。

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鍵を受け取るのに3ユーロ掛かるそうで、これがこのサービスの収入となるのでしょう。

鍵を無くしたり忘れたりした時に使うのかな、と最初思ったのですが、FAQなどを読んでいると、どうもこのサービスのメインターゲットは、いわゆる民泊業者のようです。

民家をホテルのように貸し出すサービスの貸し手は、宿泊者が来る時間にあわせてそこに行き、目の前で鍵を開けて上げたりする必要があります。しかし、その物件の近くの商店に鍵があれば、宿泊者にアプリを入れて貰って、その宿泊者が鍵を取り出せるように指定するだけで、近くにいる必要がない、ということですね。

頻繁に鍵を預け・取り出すケースを考えてか、3ユーロ/一回のほかに、15ユーロ/月で何回も使えるというコースもありました。

利用者の声では他にも、定期的なハウスクリーニングを頼んでいる人が、業者に鍵を渡すために使っている、とか、友達に車を貸すときに車の鍵を渡すのに使った、という感想が載っていました。

近所の商店の店員は鍵の持ち主やその家の場所も知ってるかもしれないわけで、そこに鍵を預けることのリスクもなくはないと思いますが、そのへんはサービスとして不正な鍵の出し入れなどをチェックしているか、しようとしているのかもしれません。

日常的に多数の知らない人が出入りするような扉は、少しずつネット経由で開錠できるようなスマートロック内蔵の扉に移行していくのだろうと思います。しかし、そうなるまでの数年~十年ぐらいは、物理的な鍵を預けて取り出すというこういうサービスの方に、むしろ需要があるのかもしれないですね。

日本だと、信頼できる地方商店、というよりも、どこにでも普及しているコンビニエンスストアで採用されたりすると一気に広まったり、鍵以外の小さなものの貸し借りなどで新しいビジネスができる芽となりうるのかも。

[アプリid:1069005184] 指定されたアプリケーションが見つかりませんでした。削除されたのかもしれません Embed iPhone/iPad App