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webページがHacker Newsで言及されているか調べるAPIとChrome拡張

英語圏の技術掲示板 Hacker News で、特定のURLについて言及したスレッドがあるかどうかを調べる方法について、

Algolia の HN Search API を使うと、REST で検索することができます。

また、これを使った Chrome拡張 Find Hacker News Comments が出ていて、

任意のウェブページを開いた状態でこの拡張のCアイコンをクリックすると、もしHacker Newsで言及されていた時はそのページへのリンクを開いてくれます。

クリックした時だけチェックに行く作りなので、閲覧ページが全部API提供者に漏れたりはしません。

知らない技術やツールを評価する際に Hacker News でのディスカッションを参考にしている人にとっては、ワンクリックでディスカッションを探せるので便利ではないかと思いました。

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abbreviate – 英単語の省略形を機械的に決めてくれるツール

dnnrly/abbreviate は、英単語を決まった規則で省略してくれるという、単機能のツールです。

Goで書かれていて、フルに書いた複数の英単語の並びを、内蔵の辞書で決まっている短縮形に置き換えます。

指定によってキャメルケース、パスカルケース、スネークケースなどにもしてくれます。

辞書ファイルに定義されていない単語は出ないため、実用にするにはもっと辞書の拡張が必要かなとも思います。

僕は基本的には省略形の利用に反対なのですが、プログラミング言語や環境によっては、命名に文字数の上限があるものもあるでしょう。abbreviateコマンドの作者は、AWSのリソース名をつける際に上限が問題になることが多くてこのツールを思いついたということです。

省略を多用するプログラマーやそのチームにおいて、元の英単語が必ずこの省略形になる、という保証をツールでするのであれば、ツールを使わないよりはずっと良いのかなとも思いました。

via Hacker News

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JSONCrush – JSONをURIに圧縮して載せるためのライブラリ

KilledByAPixel/JSONCrush は、JSONをURLに載せやすい形に変換するライブラリです。

JSONCrushのデモサイト。JSON形式のデータを左上に入力すると、それをテキストとして圧縮し(↓)、さらにURIとして使える文字に縁故度しています(→)。

今回入れてみたJSONでは、そのままURIエンコードした場合に比べて52%、約半分のサイズとなりました。

URLにユーザーが入力した結果のJSONデータをなるべく小さくして載せるというのがライブラリの目的です。URLに再現のためのパラメータが全部載っていれば、結果をブックマークしてもらえばいつでも同じパラメータのページが再現できます。サーバーサイドでいろいろ面倒な処理をして覚えておく必要がありません。

そのままURLEncodeする手もあるけど、URLのサイズ上限(2000バイトちょっと)に引っ掛かるのは避けたい、と。HTTPパラメータとして個別に受け取ればもっとコンパクトにできるのでしょうけど、JSONのまま渡せるのは場合によっては楽なのでしょう。作り手側に楽という意味ですが。

使ってるJSCrush ライブラリが変換部分を担っていて、これは特定の文字列内でテキストをエンコードしてくれるもののようです。JSCrushのデモサイトはこちら。

JSCrush は minify したものしかないらしく、
その動作を解析してる人がいました。この解説によれば、JSCrushライブラリは、1KbyteのJavaScriptで何ができるか、というコードゴルフコンテストの2012年の作品で使われたものだそうです。

via Hacker News