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データ可視化

Pianogram – 鍵盤のどの音階がどれぐらい弾かれるかを可視化

Pianogram は、ある曲がピアノ上で弾かれる際に、どの鍵がどれぐらい使われるかというのを可視化するサービスです。

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上はリストのラ・カンパネラを処理したもの。

「エリーゼのために」や、可視化の結果がわかりやすいショパンの「黒鍵のエチュード」や「チョップスティックス」など10曲を選んで、解析結果が表示できるようになっています。

また、MIDI形式のファイルをアップロードすれば同じように解析してくれます。拡張子.MID のピアノ曲のファイルを上げてみたところ、それらしい結果が出力されました。

via Flowing Data

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データ可視化

東京人が一番眠りが短い – 腕輪センサーのJawboneが公開した各国の生活時間データがおもしろい

腕輪方のセンサーと、そのデータを使ったライフ・トラッキングのwebサービスを提供している Jawbone 社が、ユーザーから集まったデータを集計して世界各国の生活パターンの違いをまとめています

jawbone-sleep-pattern-around-the-world

上のチャートは一日のそれぞれの時間で、寝ている人の割合を都市ごとにプロットしたものです。

オレンジ色の線が東京のユーザーのものなのですが、他の都市の人たちと比べて、あきらかに寝ている時間帯が内側に寄っている=睡眠時間が短い、のがわかります。

平均して5時間46分、は、最も長いオーストラリア・メルボルンの6時間58分よりも1時間以上短いことになります。

5時間46分の睡眠は、いくらなんでも短すぎるようにも思えますが、これらの睡眠時間は、実際にベッドに入ってから出るまでの時間ではなく、Jawbone のリストバンドが検知した、ベッドの中で本当に寝入ってから目が覚めるまでの時間だということ。ベッドに入ってからもなかなか寝られない、という人は短めに出てしまうのですね。

明け方の4時半、東京では寝ている人の割合が一番高く、93%になります。7%の人はその時間に起きているということですが、ドバイはもっとすごくて、常に全体の10%以上の人は起きているそうです。

昼寝(シエスタ)のイメージがあるスペインで、マドリードの3%の人しか実際には昼寝していないのに、北京では6%の人が昼食のあとに昼寝しているとかも興味深いですね。

リンク先のブログでは、チャートで表示する都市をインタラクティブに選択できるので、興味のある方は自分でいろいろ触って比較すると楽しいかと思います。

「Jawbone のようなセンサーデバイスを使って自分の睡眠や活動を管理しようとする人」だけのデータなので、多少は偏っているかもしれないのですが、それでもお国柄の違いのようなものが見えてきて面白い可視化ではないかと思います。

via Flowing Data

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ネットのサービス

CSVファイルのデータ異常値を感覚的に捕まえるビューワ CSV Fingerprints

Victor Powellさんが提案した CSV Fingerprints (CSVの指紋)は、CSVファイルのデータをデータの有無やデータの型(文字、数字など)に合わせて色づけすることで、日々の事務などで自動生成されているCSV出力の異常な部分を、目視で発見できるようになるのでは、という提案です。

csv-fingerprints-example

カラムのデータの型によって異なる色で塗ったのが上のような例。

図の上でクリックしながらマウスを動かすと、指している辺りが拡大表示され、セルの内容を確認することができます。

csv-fingerprints-2

大きなデータセットの中から、異常になっている部分をすばやく特定し、その前後の値を含めて確認できるというわけです。

csv-fingerprints

こちらのページで、好きなCSVデータを貼り付けてfingerprint を作成してみることができます。

ビューワーはAngular.js および D3.js で作られており、GitHubで公開されています。

CSVを編集するExcelなどのアプリに、こういう可視化ツールがついているといいのかもしれませんね。

via Hacker News