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[動画] 世界の人々は朝食に何を食べているのか?

Buzzfeed から、世界各国の人たちが朝ごはんにどんなものを食べているのか紹介しているビデオです。

日本の朝食、まず食器にすごく違和感を感じます。ご飯茶碗もお椀も湯呑みもありませんが、これは全部の国を同じような皿で揃えているのでしょうがないとしましょう。それにしても具無し味噌汁に漬物だけとは粗食過ぎる。

breakfast-uk

イギリスの朝食は、僕が居た時はこんな感じでした。ソーセージがふにゃふにゃなの。あと煮豆とトースト。

breakfast-vietnam

ベトナムは、フォーがあまり似てない… 住んでた時はフォー以外の麺類やベトナム風サンドイッチを良く食べてました。

breakfast-egypt

おいしそうに見えたのはこのエジプトとか

breakfast-sweden

スウェーデン。

YouTubeのコメント欄には各国から突込みが多数来ています。日本だって朝はパンの人も多いでしょうし、国を代表する朝食、みたいなものを決めるのは難しいんでしょうね。

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日本の真っ青なスイカ、ムーンメロン(ウソ)の写真が英語圏で評判

moonmelon

ムーンメロン(学名アシドゥス)。この果物は日本の一部の地域でのみ獲れ、鮮やかな青色で知られています。これを食べた後に味覚が変化することから、パーティーの余興としても使われます。酸っぱいものは全て甘く感じ、しょっぱいものは苦く、水を飲むと強いオレンジジのような味がします。一生に一度は食べるべき!

いやあ、日本の一部でしか獲れない珍種なんですね、いったいどの地方だろう(棒)。一個200ドル(2万2000円)もするという話もあります。

ネット流行語データベースのKnow Your Memeによれば、この加工写真が最初に掲載されたのは2011年4月29日のとあるTumblrブログ。その後、2012年4月のredditで2600票のイイネを貰い再ヒット。昨年10月にもツイッターで1900リツイートのヒット

今年に入ってからもソーシャルメディア、特にPinterestとTwitterで広まっており、いくつかのメディアが「これは画像加工によるイタズラです」という記事を出しています。

こういうのは、最初のウソを広めている人たちの方が、訂正を広めている人たちより多いものなので、そのうち「日本には変わった青いメロンがあるんだって? 食べたことある?」と海外で質問されるようになるかもしれませんね。「日本人のくせに食べたことないの?」なんて言われたら癪なので、食べた後に水を飲んだらオレンジ味がすることとか、覚えておくと役に立つかもしれません。

via Moon Melon Hoax: Japan Fruit Isn’t Real, Goes Viral Anyway

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UIデザイン

日本のウェブデザインがこんなに悪い^H^H違う理由

Why Japanese Web Design is so… Different?(なぜ日本のウェブデザインはこんなに…違うのか?) というのが、はてなブックマークで人気になっていたので読んでみました。

英語で日本のウェブデザインを語る記事は、良くわかってないものも多いのですが、今回のはかなり正確に現状やその理由を捉えているように思いました。ポイントをざっとまとめます。

禅庭などの文化、建築などで知られる日本のデザインが、ウェブについては15年も古く見えるのはなぜか?

人気サイトとして楽天を例に (同様の例としてヤフージャパン、ニコニコ、JR東日本、読売新聞なども)

  • 詰め込まれた文字
  • 小さな低解像度の画像群
  • 多すぎるカラム
  • 派手な色使いと動くバナー
  • Flashなど古い技術の使いすぎ

言語の違い

表意文字 – より少ない文字で多くの意味を持つ。日本人はここから短時間に多くの情報を読み取れる

強調手段が足りない – 日本語にはローマ・アルファベットにあるようなイタリックや大文字が無い

言語の壁 – 多くのウェブ技術は英語がオリジナル、最新の情報が翻訳されるのに時間がかかるので流行がが遅れて来る

日本人にとっては、漢字も絵文字も小さなバナーも、絵という点では同じなんですよね。

文化の違い

リスクを取らない – 出る杭を打つ文化。よりよい方法があっても他とあわせる

消費者 – 購入前に詳細な説明や仕様を求める。キャッチフレーズやオシャレ画像には簡単に乗せられない人達

広告 – 企業はウェブをもう一つの広告手段として見がち。ウェブサイトは対話ツールというよりパンフレットの凄いヤツになり、詰め込みが発生

都市の風景 – 渋谷などに代表されるネオン広告だらけの街やパチンコ屋やゲーセンの大音量。空間の貴重さはウェブでも余白を無駄とする

職業 – 求人サイトの大量のウェブマスター・ウェブ管理者の求人が示す、一人がサイト全体を手作りする傾向。逆にクリエイティブな人々は大企業を避ける

技術的傾向

レガシーなモバイル – iPhoneよりずっと前から折りたたみ携帯でモバイルウェブを使ってきたため、小さなページに詰め込む傾向が元からあった

webフォント – 中国語などもだが文字数の多さからwebフォントが実用でない。変わったデザインが必要な時、デザイナーはテキストより画像に走ることに

Windows XPとIE6 – 急速に減ってはいるが、特に企業でこれら古いものが使われている

webフォントについては、僕もStackoverflowで回答しています。

まとめ

東京は1980年代に見た未来のよう。大企業たちが退屈な大量生産品を売りつける一方で、すごい職人たちがとんでもなく美しく機能的な物も作っている。

良い面を探せば、日本でもUNIQLO, MUJI, CookPad, 紀伊国屋などが美学のあり機能的なウェブサイトを提供している。他がそこから学んで追いつくことを期待しよう。

自分の理解できる余白スカスカ系のサイトを並べただけじゃ、という気もしますが。ユニクロや無印は世界展開してますし、海外志向とか制作体制の一体化とかもあって西洋人に受け入れられやすいデザインなんじゃないですかね。

僕自身は、英語でよく言われるほど楽天のサイトが見にくいとも、使いにくいとも思わないのですが。

# そりゃ美しいか? といわれると、美しいとも思いませんけど。宣伝メールの受信のデフォルトをオフにさえしてくれれば、そこまで不満はない

記事のタイトル、最初は「なぜ…違うのか?」ではなく「なぜ悪いのか?」になっていたようです。この結びを見ると、やはり著者は日本のwebデザインを「遅れたもの」と捉える考えからは抜け出せていないようで、そこは残念ですね。

[追記] 元の記事、というかサイトごと消えていますね。アクセス超過で一旦コンテンツを消したようです。

[再追記] 復旧したようです

[さらに追記] The Bridgeが翻訳を公開しました