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ネットの事件

親にスマホを取り上げられたため、DS、Wii、そして冷蔵庫でツイートする少女?

アリアナ・グランデのファンとしてのつぶやきをしていた15歳の少女ドロシーさんが、親の監視をかいくぐってツイートを続ける工夫によって注目を集めているようです。

母親にスマートフォンを取り上げられたドロシーさん、おそらくスマートフォン中毒のような状態でツイッター等から離れられず、学業等に支障をきたしていたのかもしれません。

永遠にお別れです。ママにケータイを取り上げられました。みんなとお別れするのはさみしい。泣いてます。さよなら

ニンテンドー3DS画像投稿ツール より

スマートフォンが無いので、DS からツイートしてますね。しかし、ドロシーさんは情熱を持って抜け道を探しました。

なにか壊しちゃったみたい。ニンテンドーDSから投稿してます 🙁

Twitter モバイル版 より

ドロシーはニンテンドーからツイートしてました。このアカウントは閉鎖されます。

iPhone より

みんな。ママが仕事に行ったので私の電話を捜索中です。幸運を祈って。ラブ。

Wii U画像投稿ツール より

冷蔵庫からです。これでツイートできるかわからないけど。ママにまた全部の電子機器を没収されたので。

LGスマート冷蔵庫(LG Smart Refrigerator) より

一連のツイートが注目を集める

ツイッターできるスマート冷蔵庫の販売元であるLG社の公式アカウントも、「ドロシーを救え」と反応しています。

ドロシーの話は、BBCニュースでも取り上げられるに至りました。

@thankunext327 のフォロワーは3万人を越えて増加中ですが、冷蔵庫からみんなの注目と支援に対する感謝のツイートを述べたあとはまだ沈黙中です。母親から冷蔵庫以外のデバイスを返してもらえるといいのですが。

フェイクの可能性。誰が何のために?

LGスマート冷蔵庫にツイッターアプリは載ってない、という突っ込みが多方面からあり、話ができすぎていて作り話なのではないか、という意見もあります。

LGのスマート冷蔵庫にウェブブラウザはあるので、冷蔵庫からツイートはできるようですが、その場合、送信元デバイスの表示は “LG Smart Refrigerator” にはならないだろう、ということ。

via The Guardian

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ネットの事件

「ツイッターの誕生日を2007年に変えるとすごいよ」デマが流行 – 新デザインになったりはしません!

「ツイッタープロフィールの誕生日を2007年に変えると、ツイッターの見た目が完全に変わるよ。試してみて!」 というイタズラが英語圏で流行っているようです。

ツイッターの画面がカラフルなる、と言っていますが、まったくそんなことはなく、ツイッターの利用規約で禁じられている13歳以下のユーザーに該当することになり、ツイッターにアクセスできなくなってしまいます。

実際に引っかかってしまった人の画面を共有している人もいます。

騙している方の例は、たとえばこんなの。色がカラフルになる、というデマの画面も一緒に流通したりしてますね。

どのあたりから始まってるかはわかりませんが、見つけたものでは2日前ぐらいのものがありました。

人の誕生日は不変なので、後から誕生日を変更できること自体おかしいといえばおかしいのですが。13歳以下の子供は利用していません、という建前でやってるサービスとしては、自己申告で子供だと言われては使わせるわけにいかないのもわかります。

このイタズラに引っかかってサポートに連絡した人が多かったのか、ツイッターの公式が警告を出しています。

https://twitter.com/TwitterSupport/status/1110641101822517248

ツイッターの誕生日を2007年に変えると新しい色のデザインが使えるようになるというイタズラがあるようです。決してしないでください。13歳以下ということで(サービスから)締め出されます

日本語でこのイタズラを真似しようとしてる人、今検索した限りでは見当たりませんでしたが、要注意ですね。

万一引っかかってしまった場合、IDのコピーなどをツイッター社に送って、13歳以下でないことを証明することで回復できるかもということです。

via The Verge

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ネットのサービス

Who Pays Writers? – メディアごとのライター報酬を集めて公開するクラウドソースサービス

Who Pays Writers?(ライターにお金を払っているのは誰?)は、フリーランスライターの匿名申告による仕事の報酬額を集めて公開しているサイトです。

who-pays-writers-top

トップページには、アルファベット順に雑誌やウェブ媒体のリストが並び、クリックするとそのメディアで記事を書いたことがあるライターと、その報酬額が一覧で表示されます。

who-pays-writers-latimes

ロスアンゼルス・タイムズを例にとると、

  • 紙とデジタル(オンライン)の両方に載る記事で10セント/単語(words)
  • 人物紹介記事で20セント/単語
  • コラム記事一本で200ドル(2万2000円)

など、過去に仕事をした人が、何年に、紙かデジタルで、記事の使用権を独占的に与えたかとか、著作権からすべて買い取ったか、報酬額(単語ごとや、記事本数ごと)などを閲覧することができます。

GawkerとかBuzzfeedは数件以上の情報がありますが、ロイターBusinessweekなどでも報告は少なく、まだまだこれからなのかもしれません。

なお、”asahi”とか”yomiuri”等、日本のメディア名でも検索してみたのですが、めぼしいものは見つかりませんでした。

匿名ということなので、必ずしも載っているすべてのデータが事実というわけではなく、中には別の意図をもって事実と違う報告をするユーザーもいるでしょう。しかし、それなりに多くのデータがあるものについては、ある程度の確からしさが得られるのでは。

僕も書いているジャパンタイムズはリストに無かったので、匿名の情報提供がまだ無いのでしょう。いくつか同様のメディアの報酬額を見ましたが、特に安いということもなかったので一安心しました。

「記事を書くまで報酬についての話がでなかった」とか「実際の入金までとても時間が掛かった」といった個別の情報も載っており、英語メディアから記事やコラムを依頼された時には、こういったサイトで下調べすることで起こり得る問題を避けることができるかもしれませんね。

via The Next Web