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TrumpTweets.io – トランプ大統領のツイッター発言を作るフェイクツール

TrumpTweets は、トランプ大統領のツイートを偽造するwebサービスです。

大統領が言ってくれないかなぁ、というメッセージを書き込んで”Tweet it!”ボタンを押すと、

生成されたツイート画像が表示され、さらに進むとtwitterとの連携が要求されます。

# このアプリが要求する権限が非常に多いので、メインの大事なアカウントでは使わない方がいいかもと思います。今回は@akky ではなく検証用の別アカウントを使いました

連携すると、今作った画像を使ってつぶやいてくれます。

あくまでニセツイートの画像を埋め込んだツイートであり、公式のRTではないのですが、うっかりした人からは本当にトランプ大統領がそうつぶやき、それをRTしたように見えるかもしれません。

スクリーンショット文化の問題

この記事は、これでニセツイートを作ることを奨励してるわけではありません。上のサービスが安全かどうかもわからないですしね。

しかし、ツイッターの発言のスクリーンショットには何の証拠能力もないんだ、ということは簡単にわかると思います。

ツイッターのスクリーンショットは結局のところただの画像ですし、画面に表示できるものは何でも、同じデザインで自由に偽造することができるんです。誰でも同じ画像を作れるから、スクリーンショットでは本物の保証にはなりません。

他人のスクリーンショットの画像を貼って「こんなこと言ってる人がいるよ」というツイートは多くて、リツイートを使わずにそうする理由もいくつかなくはないです。

理由の一つは消されることを見越しての画像化でしょうね。リツイートで紹介しても元ツイートが削除されてしまえば見えなくなるから、消されそうだなというツイートを批判する人が画像にしたりするのでしょう。

しかし、上のサービスからもわかるように、画像で回ってきた時点で既に騙しが入っている可能性もあります。

リツイートされた発言であれば、辿っていけば本物のトランプ大統領の発言かどうか簡単に確認できるので、フォロワーから信用してほしい人はスクリーンショットではなく公式リツイートを使いましょう。

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Minimal Twitter – ミニマリスト向けツイッター表示ブラウザ拡張

Minimal Twitter は、ブラウザ版ツイッターの表示から広告やトレンド、おすすめユーザーなどを除去し、最低限の要素だけを残すというブラウザ拡張機能です。

拡張をオンにすると、ツイッターの画面が以下のようになります。すっきりしてますね。

通常の表示がこちら。特に右側サイドバーの情報量が多いですね。世の中の様々な動きを知りたい時はこれはこれで役立つとは思いますが、いつも推薦が欲しいだけでもない、と。

拡張機能のオプションで、RTやイイネの数を表示しないようにするなど、さらに表示要素を減らすこともできます。(自らクリックすると、現在のイイネ数などは表示されます)

雑音の少ないピュアなツイッター道を極めたい場面などで使ってみるのもいいかもしれません。Chrome、Firefox、Safari 版(Safari版は登録料が掛かるので非公式で)が提供されています。

via Hacker News

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ネットのサービス

brizzly+ – 2012年に消えたTwitterクライアントサービスが「取り消し」「自動削除」など新機能つきで再登場

8年前、2012年の3月にサービス終了したBrizzlyというTwitterクライアントサービスが、プラス記号のついた
Brizzly+として戻って来たそうです。

売りの新機能は以下のようなものです

  • ツイートの取り消し(Undo)
  • ツイートの再投稿(Redo)
  • ツイートの一定時間後の自動削除(Auto-delete)

ツイートの取り消しは、もちろんTwitter本体にそんな機能はないので、Brizzly+ の内部で投稿を遅らせておき、その間に取り消しを指示されたら投稿しないことで取り消したように見せているわけです。遅延の時間は10秒か10分から選べます。

自動削除は、投稿から1日、1週間、1か月後などの指定した時刻に、そのツイートを消してくれるという仕組み。僕は自分のツイートを後で消すことがあまりないのでありがたさがわかりませんが、ツイートがいつまでもネットに残り続けることを良しとせず自分で見直して削除しているような人であれば、かなり便利な機能でしょうね。

いいねの数を指定して、一定数以上のいいねを貰っていたら自動削除をしない、といった指定もできるそうです。

投稿の取り消しは、多くのtwitterユーザーが一度は有ったらいいなと思う機能かと思います。「しまった」となって取り消せるのは、特に失言が多くてフォロワーも多い人には助けとなるかもしれません。「しまった」が自分で自分が書いた内容を反芻しての取り消しならこのBrizzly+で対応できるのですが、ツイートが発信されたあとのリアクションで「しまった」と気づけるような場合は、投稿タイミングを遅らせているだけのこのサービスでは、もちろん救済できません。

消えたネットサービスが8年もの間隔を開けて、しかも同じ人物によって再開されるのは、珍しいのではないでしょうか。無料プランは無く、料金は月$6(660円)。

サードパーティーのTwitterクライアントに関しては、Twitter社がAPIの制約をいろいろと強めたりして撤退したサービスも多く、今から再参入するのはたいへんだろうなとも思いますが、有料でこの機能を欲する人が今回はサービスを維持できるぐらい集まるでしょうかね。

via The Verge