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ネットのサービス

lists.sh – リスト形式だけ扱うマイクロブログサービス

lists.sh は、要素が並んだリスト形式を扱うことに特化したマイクロブログ・プラットフォームです。

利用者は、テキストファイルに箇条書きにしたリストを、取得したユーザー名の下に公開することができます。

登録は lists.sh の ssh サーバへのアクセスで行います。あまりこういう形式のユーザー登録は見ないですね。

ユーザー名の取得や、既存の投稿の削除などが行えます。メニューでできる機能は今後も拡充されていく予定だそう。

こちらは新着投稿のページ。Hacker News のトップページに載ったため、いろいろな人がテスト投稿をしに来ています。

リストをプレインテキストで表す仕様が用意されていて、それに従って書けば、単なる項目の列挙だけでなく、リンク、画像、ヘッダなどの要素も表現できます。

登録してみたところ、日本語も問題なく動きました

sshでアクセス、というところはユーザーの足切りになるかなとは思いますけど、今のままだとあっという間にスパマーに見つかりそうなサービスですね。

Go言語によるソースコードも公開されているので、自分でホストしたり、登録の仕組みに制限をつけて仲間内や会社内で使うといったこともできるでしょう。

あえて書けることをリストに絞る、というところは可能性を感じます。

via Hacker News

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ネットのサービス

MegaBlock.xyz – ツイッターの発言から、発言者・イイネした人を全部ブロックするwebサービス

MegaBlock は、ツイッターのとあるツイートが気に入らず、それに「イイネ」した人も気に入らないという時、まとめて全員をブロックしてくれるという代行webサービスです。

「そのツイートにイイネしたすべてのユーザー(every single person who liked it)」まで一気にブロックする。怒りを感じますね。

ツイッターの作りから同じ意見を持った人が自然にグループを形成しやすいのはあり、自分と意見が異なるツイートにイイネしてる人は、自分の考えと合わない人が多い傾向はあるでしょう。

炎上や議論の中心にいるインフルエンサーの発言には、数百から数千のイイネがつくこともよくあります。このサービスを使うと、その数百数千の賛同者も、一回の操作でまとめてブロックできるということです。

Twitter API 経由で大量のアクセス権を与えるため、ちょっとおっかないですね。自分もテスト用の何もないアカウントで試しました。

「本当にメガブロックしてもいいですか?」の確認ダイアログも、指定された文章を一字一句間違えずに打たないと先へ進めないようにはなっています。

あと、大量にremove/deleteするのをnukeというのはあまり好きではありませんね。これもあるあるだけれど。

実際動かしてみて、1000人近いユーザーがブロックリストに載るはずと思ったのですが、なぜか30人ぐらいしかブロックされていませんでした。バグかな?

こういうサービスは今初めて出てきたわけではなく、これまでも何回も出てきて、そのたびに話題になり、そのたびに議論が巻き起こります。「知らない人の意見を聞けるのが twitter のいいところなのに、不快な意見や人を全部排除してどうする?」という反論もよく聞かれるところ。

でもね、余裕がない時に自分に賛同しない意見ばかりを大量に浴びるのもまた、心に良くないかもしれません。これも毎回の議論で出てくるところですが、こんなツールに頼りたくなるぐらいならツイッターを止める/休む、というのもあり。むしろそっちの方がいいようにも思います。

via Hacker News

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ネットの事件

Stack Overflow が求人機能の廃止を発表

技術系Q&Aサイトの Stack Overflowジョブ機能と開発者ストーリー機能の3末での廃止を発表しています。

Stack Overflow やその他のカテゴリ毎の多くの質問掲示板を抱える Stack Exchange では、技術的な問題への解決法を検索する人たちのための場所を提供し続けて質問と解決法のセットの巨大なコンテンツを持つにいたりました。Stack Overflow は日本語版を作って日本語市場にも参入しています。

技術者が毎日のように検索結果から集まることから、技術者向けの求人広告の場所を売るというのもマネタイズとしては自然で、英語版の Stack Overflow を見ていてもサイドバーに楽天やメルカリなど、英語圏でも多く活動している日本企業の求人を見かけることも多くあります。

公式のコメントによれば、人材獲得機能は他の強力なライバル達との競争が激しく、利用者の問題を解決するという基本機能に集中したいということ。

強力な競合というのは LinkedIn とか Indeed とか Glassdoor とかでしょうかね。採用されるエンジニア側のコミュニティよりも、採用担当者やエージェントのコミュニティの方が強かったりするのかもしれません。後者は採用に関して予算を持ってる方ですし。

あるいは、普段技術的な調べ物で使っているユーザーも、転職先を探す時に Stack Overflow を見てみよう、とはならなかったのかもしれません。

via reddit/programming