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traintrackr – むき出し基盤にLEDでメトロ運行や雨雲情報を表示するサイネージ

米ボストンのケンブリッジ・ハックスペースとイギリスのロンドンから生まれた traintrackr (アメリカ向けサイト) は、基盤上に配置された LED が鉄道のリアルタイム運行情報を表示するというガジェットです。

地下鉄の路線図に合わせて配置された LED で、車両が現在いるところが光ります。

開封動画を観ると、ロンドン地下鉄(大)はかなりの大きさ。

地下鉄セントラル線やノーザン線など、単発の路線を扱ったものもあります。

ニューヨークやサンフランシスコなどアメリカの地下鉄も。日本の都市はありませんでしたが、運行データの入手ができれば作ってくれるかもしれませんね。

対応していない路線についてもデータを送りリクエストできるようにするそう。また、表示内容を自分でプログラムしなおすこともできるそうです。

他には、雨雲の状況を表示する UK Rain Tracker も。こちらもニューヨークやカリフォルニアなど複数の地域版が販売されています。

今なら液晶に表示すれば十分かつ情報量も増やせそうですが、あえてむき出しの基盤で作ったところがデザイン性なんですかね。自宅の近所の雨雲ディスプレイなんかは、玄関に飾っておくのもよさそう

via Hacker News

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boxabl – 配送できて一日で住める家

Boxabl は、一日で設置できるコンパクトな一軒家。

空き地に運ばれてきた直方体の箱が

壁が開いて展開して、

最後は屋根も

中はこんな間取りだそうです。

キッチン・冷蔵庫・オーブン・食洗機・電子レンジ・洗面所・風呂・洗濯機・エアコンは備え付け。設置のあと水道や電気に接続できれば、すぐに住むことができそうですね。

値段は $49,500(544万5000円) 。他に月額$250(2万7500円)のリースプランもあるようです。

動画の中には、2階建てとか4階建てのCGも出てきます。箱の形で出荷して短時間で組み立てるというこの方法で大きな建物までできるようになったらすごいですね。

まずはアメリカに工場を建設中、最初の製品 Casita の予約もアメリカ各州から受けているそうですが、他にも多数の国に展開する計画があるということ。日本は残念ながら計画中の色はついていません。

トレーラーハウスとかキャンピングカーを固定して使うとかでも似てるところはあるのでしょうけれど、地面に固定して設置することを前提に作られている分、空間の使い方とか構造物としての作りはいいのかもしれないなと思います。

via Hacker News

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Pixels – Bluetooth通信するTRPG用電子サイコロ

Pixels 電子サイコロは、スマートフォンと連動する光るサイコロ。

よくある6面体のサイコロだけでなく、TRPG(ロールプレイングゲーム)などで使われる4面体や20面体などのセットで揃っています。

Bluetooth でつながっているため、出した目の状態はリアルタイムでアプリ側で確認することができます。

充電も専用ケースに置くだけ。

クラウドファンディングサイト Kickstarter で寄付を募っていましたが、短期間で目標を達成したところ。最初からPCやインターネット上でゲームしている人にとっては無駄で無意味に見えるかもしれませんが、ボードゲーム・テーブルゲームからこの世界に入った人たちにとっては、実際にサイコロを振るということに意義も魅力もあるのでしょう。

今後一般販売の計画もあるそう。Kickstarter では1個$39(4290円) からの価格でした。

光るサイコロも、結果が通信で受け取れるサイコロもこれまで見たことはありますが、充電やwebサービスとの連携など、機能を増やして完成度を高めたガジェットかなと思います。

オープンソースとカスタマイズ

サイコロ側、PC側の両方のソースコードがGitHubで公開されていて、公式がサポートしていなかったり最悪無くなったりしても、新たに他の製品やサービスと接続するコードを書くこともできるとのこと。

たとえば、このソースコード中にはRoll20というオンラインでロールプレイングゲームを遊べるwebサービスに接続するためのChrome拡張がサンプルとして含まれています。手元で本物のサイコロを振ると、結果がこのRoll20 へ送られてそのまま使われるということですね。

via Hacker News