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Unicodeの空白文字を使ってクリックトラッキング

訪問するユーザー毎に、あるいはリンク元ごとに異なるURLを表示することで、どのリンクをクリックされたかを判別するクリックトラック。URL の末尾に ?utm_source= などで始まる長いパラメーターがついてれば、サイトの訪問者から見ても追跡していることは明らかですね。

コードとしては存在するんだけどちょっとあるように見えない文字、たとえば Unicode の幅の無い空白文字や幅がとても狭い空白文字を使うことで、気づかれにくいトラッキングができるのではないか、というブログ記事が Hacker News で上がっていました。

サンプルリンク

上のリンクの末尾には「幅ゼロのスペース(U+200B)」がつけられていますが、ブラウザでリンクを指してもパッと見にはわかりません。

20個以上あるという空白文字を組み合わせて使えば、一見何もついてないのにリンク元毎に追跡できるようなページやメールも作れるということでしょう。

これらの空白文字をもしホスト名の部分に使っているとしたら、それはフィッシング等悪用の可能性が高いため、ブラウザのブラックリストに入れられるだろう、という元記事へのコメント欄での指摘もあり、ドメイン名だけでなくパスやパラメーターに使うのも同様に問題となる可能性もあります。まあ自分で使うかは慎重にということですが、他人がこういう手段を使ってくることもあるかも、というのは知っていてもいいのかもしれません。

via Hacker News

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Remember – 80年代や90年代の「一年」の音楽・映画・ゲームなどをまとめた動画シリーズ

Rememberは、あるテーマに沿って作られた動画を集めて紹介しているブログです。

そのテーマというのは、ある一年をピックアップし、その一年間にヒットした音楽、ゲーム、コミック、ドラマ、映画、当時の事件報道などをマッシュアップする、というもの。

ここ数年はYouTubeの公式でも一年の流行を振り返るような動画が公開されていますが、それと似たような動画を、10年前や20年前の一年間に対して遡って作ったようなものです。

1986年 (曲目、映画名等のリスト)

10分前後にまとめられた中に、あの一年を過ごしていた人なら懐かしさが止まらないアレやコレが詰め込まれています。

1988年 (曲目、映画名等のリスト)

ブログ作成者であるYouTubeユーザー thepeterson さんが作成したもの以外に、他の人が真似て別の年で作成したものや、カバーする対象は多少違うけれどもある一年の人気コンテンツを集めた動画なども収集して紹介されています。

自分が洋楽やゲームに一番接していた頃の動画を観ていると、「ああ、こういうのあったなあ」というものも多いですね。

まだ作成されていない年もあるので、○○年を早く、というリクエストや、既にある年についても「この曲を入れるべき」「この大事件が入ってない」といったコメントも多数寄せられているようです。

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セルフィーの次はベルフィー? 自分のお尻写真を一人で撮れる Belfie Stick

スマートフォンでの自撮り写真をソーシャルメディア等に投稿する selfie (セルフィー)の世界的な流行は止まらないようですね。

「ケータイで写真を送って友達に見せるのが大流行!」と言われても「それ日本で10年以上前に流行ったやつ?」と返したくもなりますが、一人で自分の写真をよりよく撮るための、いわゆる「セルフィー棒」、日本でも街中で使っている人を見かけるようになりました。

今回出てきた造語 Belfie(ベルフィー)は、後ろから取ったセルフィーのことらしいです。自分一人だけでも、後姿をうまく撮影したい、というためのベルフィー棒が販売されています。

belfie-stick

普通のセルフィー棒の先が折れ曲がるだけのような… お値段は$79.99(8690円) ですが現在品切れで、入荷予約を受け付けているそうです。

このベルフィー棒を持ってたら、知らない間に撮影されてたいへんな目にあったあのビキニ・セルフィーの女性も、あんなに撮影に苦労することはなかったかもしれません。彼女も後姿を取ろうとしてものすごく変な体勢になってましたね。

後姿なら belly(お腹)じゃなくて butt(お尻)でbutfie とかじゃないの、という気もしますが、セルフィーに続いてベルフィーは定着するんでしょうか。

Timeが取り上げてますが、belfie 自体はセルフィーを公開するためのソーシャルネット on.com (高そうなドメイン名!)がサービスの売り込みで仕掛けたプロモーションの一部なのかもしれません。

via TIME via Geekologie