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普通のプリンタと特殊インク/用紙だけで指紋認証を突破する

ミシガン州立大学バイオメトリックス研究グループの Kai Cao 氏と Anil K. Jain 氏が発表した研究成果では、3次元で型を取ったりボンド等で凹凸をつけたりすることなく、市販のプリンターで印字した指紋を使って、スマートフォンの指紋認証が突破できることを示しています。

2d-fingerprint-hack-items

利用するのは、普通の市販のプリンター(今回はブラザー製だそうです)、AgIC社の導電性インク、同じく専用紙。

2d-printed-fingerprints

スキャンした指紋の画像を、このプリンターで印字し、切り取ってスマートフォンの指紋センサーに当てると、Samsung や Huawai の指紋認証対応スマートフォンのロックを解除できてしまったということ。

# なんで一番普及してる iPhone じゃないんでしょうね。iPhone ではあまりうまく再現できなかったのかしら

使われている特殊インクはは、以前に「描いたら回路になるペン」でクラウドファンディングを受けたのと同じ会社のもののようですね。

これまで発表されていた手順は、グミ的な素材で型を取った3Dの指型とか、2Dで印刷した紙の上に木工用ボンドや液体ゴムを盛り付けて作った指型によるものだったそうですが、今回の手法は、誰にでもできるより簡単な手法と言えますね。

via Hacker News

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Maksimatic – 飲み物をこぼさない車載ドリンクホルダー

クラウドファンディングの Indogogo で寄付を募っている、自称「世界一安全で革新的なカップホルダー」Maksimatic は、車の傾きに応じて向きを変えることで、コップにいっぱい入った飲み物でもこぼれないというもの。

maksimatic-in-car

カップホルダーごと地面から垂直になり続けるように傾くので、中身がこぼれない、ということのようです。

そんなにうまくいくのかな、と思いましたが、プロトタイプを使ったデモ動画はなかなか良い感じ。

maksimatic-demo-uphill

デモでは左折右折、坂道を登る、角度をつけて駐車する、急ブレーキ・急加速、蛇行運転、Uターンなどをして、コップの中の飲み物がこぼれない様子を見せてくれます。

400ドル(4万4000円)であなたの車に合わせたプロトタイプ、1000ドル(11万円)で最初の試作品が入手できるということです。

実際には車ごとに作りこまないといけないですし、YouTubeコメントなどでも指摘されていますが、サイドブレーキの車だったら同じ場所にはつけられません。

プロジェクトの寄付総額目標は1万ドル(110万円)と少な目。3Dプリンターを買うために使われるということですが、今回の販売自体が目的というよりは、クラウドファンディングによって注目を集め、車メーカーなどに対する売込みをしたいということのようです。

via Invention of the Day: This New Cup Holder Design is Genius – Cheezburger

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自分撮り帽子 – 自分撮りスティックより便利?

いつでもどこでもセルフィー(自分撮り)ができる「自分撮りスティック」というのが一部で広まっているそうです。

腕を伸ばして撮るのに比べれば、より見栄えのよい自分の写真が撮れるかなとは思いますが、三脚を持ち歩くようにこんな道具を持ち歩く人が増えるのかどうか。

自撮りスティックの延長で思いついたような新アイテムが、台湾のAndroidタブレットメーカー・エイサー社が、デザイナーChristian Cowan-Sanluis氏と組んで作った、世界初のセルフィーハット(Selfie Hat)

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先週のロンドン・ファッション・ウィークで発表されたこの自撮りハットでは、自撮りスティックのように棒を手で持つ必要もなく、ベストアングルからの自分撮りを楽しめるようです。

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セルフィーハットはエイサーのIconia A-1 840用に作られており、今のところ市販はされていないそうです。

via Pocket-lint