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金を持て余した大富豪の遊び? シリコンバレーであちこちに100ドル紙幣を隠してまわる匿名ツイッターユーザー #HiddenCash が大人気

@HiddenCash という匿名ツイッターユーザーが2,3日前から始めたらしいとある活動が、アメリカのサンフランシスコ市/シリコンバレー界隈で大きな騒動を巻き起こしているようです。

彼が始めたのは、封筒に現金($100(1万1000円)とか)を入れて待ちの適当なところに置いて回る、というもの。それだけだと偶然見つけた人がびっくりするだけですが、置いて回る前後の周りの写真や、ヒントになりそうな文章をその度にツイートしていることから、町中を使った宝探しゲームの様相を呈し始めているようです。

3日間でついたフォロワーが既に3万人超え。10万人を超えたらまた沢山お金を配るよ、と言っています。

hiddencash-followers

今 #HiddenCash でツイッターを検索すると、毎分のように話題にしている人たちがいるようです。

hiddencash-search-on-twitter

また、お金を見つけた人たちの感謝のツイートが写真入りで続々と。

https://twitter.com/juxedposition/status/471071651040624641

サンフランシスコのローカルオンラインメディアThe Bold Italicに先週末金曜に届いたメールで、「社会実験の一環として市内に数百ドルを既に隠した」という匿名の連絡があり、メールに @HiddenCash のTwitter URLが載っていたのが発端らしいです。

この匿名の億万長者は、つい先ほど(現地月曜午後)にはラジオ局KTVUに電話出演し、名前を明かすつもりはないこと、この地域の不動産業界で自分で想像もしなかったような富を為したことから、自分の成功をコミュニティに還元しつつ、同時に楽しもうということでこのゲームを企画したのだということ、これまでにも多数の地元の団体に寄付をしたということなどを明かしています。

[追記 2014-07-19] あれから2ヶ月、HiddenCashを知る人が増えたためか、トラブルになっているという続報がきています。

現金ばらまきイベントで1000人が殺到、公園がめちゃくちゃに – エキサイトニュース

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「100RTいったら通行人を銃撃する」とつぶやいた男が逮捕される

○○○RTいったら告白しますとか出馬しますとか、自分で決断できずに他人に判断を(失敗した時の責任も)ゆだねるツイッターユーザーというのは居ますが、窓から歩道にライフルを向けた写真を添えて、

“100 RT’s (Re-Tweets) and I’ll shoot someone walking.”

「100リツイートされたら誰か歩いてるやつを撃つ」

というのは冗談でもダメでしょう。

オリジナルのツイートはアカウントごと消えているようですが、スクリーンショットが残っています。

ロスアンゼルス市警が逮捕したのは20歳のDakkari Dijon McAnuff。逮捕後の調査で、このライフルが本物ではなく空気銃だったと判明したそうですが。

via LAPD: Man who threatened to shoot someone for 100 retweets arrested – latimes.com

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「ツイッター」は「Smssy」や「フレンドストーカー」という名前だった可能性も

ツイッターというサービス名、はじまった当初は母音の無い Twttr だったこともある、というのは知られていると思います。

ツイッター創業をテーマに書籍 Hatching Twitter を執筆した、ニューヨーク・タイムズのジャーナリスト、ニック・ボルトン氏がブログで披露したのは、最初期にこのサービスに対して考えられたいくつかの名前の候補と、創業者の一人ビズ・ストーン氏の作ったロゴ案。

これらの名前・ロゴは、本の執筆に当たって、ツイッター社(当時だとOdeo社)の立ち上げ当時の内部メールを調査している間に見つけたということです。

twitterall

Odeo社がツイッターのアイデアを考え出した時は、ケータイのショートメッセージ(SMS)を活用するという目的でしたね。ツイッターの140文字も、SMSの文字数の制限(160文字)から決められています。ですので、Smssy というSMSを連想させるサービス名になる可能性もあったわけです。

ロゴ案が出てないので、もっと前に却下されたのだと思いたいですが、Friendstalker (友人ストーカー)という案も出ていたのだとか。もし「ストーカー」なんてのが入ったサービス名だったら、きっとここまで広まっていないし、日本での大人気も無かったのではないでしょうか。

ビズ・ストーン氏は多数のロゴ案を自ら制作したようですが、最終的に決まった twttr ロゴは、「忘れられた共同創業者」ノア・グラス氏によるものです。

logo_twittr

そのあと、今も知られるあの有名な水色のロゴに替わるわけですが、これはリンダ・ゲビン氏によるもの。

twitter-logo

ゲビン氏によれば、このロゴに切り替えた当時、ほとんどのユーザーは新ロゴを気に入らなかったのだそうです。2012年のインタビューで「(当時のTwitterの)ユーザーたちは、このベビーブルーとバブルガムのロゴを見て、日本のティーンエージャーのためのチャットルームみたいだと考えました。それは実際そうでしたが、ノア(・グラス氏)はこれをとても気に入ったのです」と答えています。

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via Twitter's early name and logo experiments reveal a Smssy past | The Verge