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「ランダムなdigitsを示して」「左小指、左足親指、右足第4指、右人差し指、…」

数学・計算に強い検索エンジンとして知られるWolfram Alphaで、面白い検索結果が出るというツイートがありました。

「数字をランダムに48個表示して」のつもりで入力したものに対して、両手両足の指の名前がランダムに返ってきてます。

digit の2番目の意味に「手足の指」があるそうです。知りませんでした。

指を折って数えたものが数字(digit)になったから、数字より指の方が先にあった言葉なのかもしれませんね。

この結果、技術的に(technically)正しいと言えばまったくもって正しいのですが、Wolfram Alpha に求められてる結果ではなさそう。このツイートがバズったのを見て修正したのか、今は結果が出なくなってしまっていますが、下の方の「関連検索語」にはまだ「左足親指」や「右足第2指」が提案で出てきますね。

本来ほしかった結果を得たいときはどうすればいいか、ですが、48 random integers (ランダムな整数を48個)ですかね。

ヒトケタの数字を48個ほしかったのかもしれませんが。

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エクセルのフラッシュ・フィル機能でフェベット・フェクソン

マイクロソフト・エクセルのフラッシュ・フィルは、既存のセル内の値から埋めるべき値を推測してくれるという便利機能です。

月名の推測

このように、月の名前の略語が並んでいたとして、次の列に “January” と正式名称を入れます。そして2行目で “F” を打った瞬間、1行目の法則性を見て残りを埋めるための提案をしてくれます。

動作からするとこういうことでしょう。

  1. 一行目では”JAN” が “January” になった。
  2. つまり、ユーザーは1行目の2,3文字目を小文字にして、うしろに”uary”をつけようとしている
  3. 2行目からも同じ変換をして提案しよう

こうして、”February” は “Febuary” になり(おしい!)、”March” は “Maruary” になりました。

人名の推測

こんどは “JAN” の右の列に “Janet Jackson”(ジャネット・ジャクソン) と打ちます。すると、2行目に F をタイプした時、こんどは以下のような推論をしてくれます。

JAN → Janet, JAN → Jackson というルールを見出したエクセルは、フェベット・フェクソン、マエット・マクソン、ノベット・ノクソン など12人のそれっぽい名前を提案してくれました。

日本語の推測

日本語でも動くと面白いのですが、日本語のタイプにはIME が絡んできて、なかなか面白いフラッシュフィルを披露してくれません。補完はしてくれても、日本語の確定キーと衝突してしまい提案された値をフィルできなかったりという問題もあります。

ローマ字で入れれば、もちろん日本語だろうとなんだろうと補完しようとしてくれるのですが… あまり面白いものも思いつかず。

via reddit

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Forever Given – スエズ運河で立ち往生している船員のためのデートサイト

Forever Givenは、台湾のエバーグリーン社が運航(所有者は日本の正栄汽船)し、スエズ運河で座礁して世界の海運に大きな影響を与えているエバーギブン号の事故を題材としたジョークサービスです。(サービスの中身はありません。たぶん)

スエズ運河を通行する予定だったたくさんのタンカー等が、後から後から数珠つなぎに再開通を待ったり、諦めて喜望峰経由の遠回りに針路変更したりしている様子が話題になっていますね。

Forever Given (船名 Ever Given のもじり)は、そんな「スエズ運河周辺でスタックしてしまった」船員のためのマッチングアプリで、運河が再開通するまでの無為の時間を有意義なものに変えてくれます。

『私は「コンテナ船のキャプテン」で「甲板員」との出会いを求めています。船の名前はナントカです。』という簡単な入力で、希望のデート相手を探すことができます。

と、急いで作られたジョークアプリのガワで、実際に動くわけではありません。時事ニュースに対してフットワークは軽いですね。

via Twitter