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データ可視化

🎬Film Map of the World – 地名に関係した映画を配置した「映画世界地図」

🎬 Map of the World は、世界のそれぞれの国について10本、最もウィキペディアで閲覧された映画を抽出し、その都市や地名の場所にプロットした地図です。

日本を拡大したのがこれ。

東京の「キル・ビル」はいいとして、「パール・ハーバー」で福岡、「(七人の侍ではなく)荒野の七人」で神戸、「もののけ姫」は埼玉、と、よくわからないプロットもあります。英語版ウィキペディアの記述の中に地名があったら、それを使っているということなのですが、英語版のもののけ姫の項目、今見ても埼玉とか書いてないんですよね。

最近閲覧数の多い項目で、日本の地名を含むもの、という条件、さらに英語版のウィキペディア、ということで、日本人から見るとよくわからない選定にも見えますけれど、英語版の世界から見ればこれが日本の映画で、その映画に縁の深い場所、ということになってしまうのでしょう。

日本の10選がこんな感じなので、他の国についても推して知るべし、という程度のいい加減さではあるかもしれません。地図の作り方は面白いけれど、データの取り方にもう一工夫必要なのではと思いました。

via Maps Mania

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ネットの事件

Appleに「買った」映画を取り消されたユーザーの話が広まる

カナダのアンドレアス・G・ダ・シルバさん(@drandersgs)がツイッターでiTunesで購入した映画が消えた件についてのアップル社サポートとのやりとりを公開し、話題になっています。

サポートからの返答はツイートの中にスクリーンショットで埋め込まれているのですが、ダシルバさん本人の要約がついているのでそちらを紹介。実際のメールの文面はビジネスライクに(とても)丁寧なので、この要約内の言葉、特にAppleサポート側の言葉はダシルバさんの解釈であることは注意してください。(= Apple社は「そんなことは言ってない」と言うでしょう)

  • ヘイApple、買った映画3本がiTunesライブラリから消えてしまったんだけれど。

  • はい。それらはもう観られなくなりました。ご購入ありがとうございました。うち2本はこちらでレンタル可能です!

  • 待てよ… 何だって??/p>

  • レンタルには興味ありません。映画を元に戻すか、返金してください。

  • あなたの気持ちは全く良くわかります…

  • そりゃご丁寧に。でもね…

  • ご存じのように、私たちはただの売り場に過ぎないんです。

  • 売り場?

  • ええ。お代はいただきましたが、何が売られたかについては責任を持ちません。そして、どんなものであれ、売り場で買ったものを所持し続けられるという保証はしていません。返金はしませんが。

  • なるほど… じゃあ、「購入」ボタンは意味がないのでは? 「Feelin Lucky?」とでも呼ぶべきでは

  • あなたがハッピーでないのはわかります。レンタルチケットをさらに2枚差し上げましょう。

ダシルバさんは、「故郷のブラジルに居た時に聞いた、『店でステレオセットを買い、家に持ち帰って開けたら重い石が詰まってただけだった』という話と大差ないな」と続け、「埃をかぶったDVDプレイヤーを復活させるか」と締めています。

1万以上のリツイートがされ、同様の不満の声を上げる人も多いですが、「契約上確かにこれはそうなっている」とか「Google や Amazon でも似たようなもの」「映画や音楽をオンラインで『所有』できる、という考えが誤解なんだ」「『買う』ではなく『長期レンタル』ということだ」「映画を『ライセンス』しているが正しい」という指摘もありました。

# Amazon は2009年にユーザーの Kindle から買われた本を消したことで裁判まで行ってます。

Apple がコンテンツを買っている配給元が、カナダでの利用条件を変更したのが原因であり、実際Apple側に映画をキープさせる権利はなさそうです。ですが、一度は「売った」ものが使えなくなったのだから、返金は必要じゃないのかなあ。もし売り場の人が返せないとしても配給元が。

via HakcerNews, Mediaite, Comicbook

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ネットのサービス

映画のワンシーンのような画像解析ごっこができるブラウザゲーム Enhance.computer

ENHANCE.COMPUTERは、ウェブブラウザで遊べるシンプルなゲーム。

“Begin Investigation”をクリックして調査を開始すると、ノイズが載った画像が右側に表示されます。

この画像のどこかに隠されたコードを、カウントダウンされる時間内に探し出すのがゲームの目的です。

コードを探すには、”Zoom in”/”Zoom out”で拡大縮小、”Move”で上下左右に画像を動かし、「コードはここだ」と思ったら”Enhance”。ただ、この指示はボタンを押したりコマンドを入力したりではなく、画面(マイク)に向かって叫ぶことで行います。

こちらのツイートは、作者によるプレイイメージ。

元ネタは映画

多数の映画の中に、このような、誰へともなく指示すると画像から何かが見つかる、というシーケンスがあり、そのようなシーンをまとめた動画(Let’s Enhance)もあります。主人公が”Enhance”といえば、たいていの画像から手掛かりは見つかってしまいます。

このENHANCE.COMPUTERを使うことで、こういった映画の主人公の行動を、自宅や会社でも再現できる、というわけですね。

via The Next Web