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ネットのサービス

住所から、その近くのYouTube動画を検索する

YouTube の API では、動画に関連した座標情報が取得できるようですね。YouTube 本体の検索ではどうやるか見つけられなかったので、API でだけアクセスできる情報なんでしょうか。

Google 自身による API 利用サンプルのデモとして、geoサーチサービスが公開されているのを知りました。座標や住所を入れると、その近くの動画を列挙してくれます。

こちらが、「東京都中央区日本橋」で検索した結果

youtube-geo-search-screenshot

これ、最初見たときはアップロードした動画の中にある情報を使ってるのかと思って驚きましたが、さすがに本人が知らないのに住所と関連づけられたりはしていないでしょう。東京の真ん中で検索してもあまり密度濃く出てこないですし。

YouTube の動画管理ページの方に、位置情報を入れるフィールドがあり、そこで明示的に座標を入れている動画が出てくるようです。

自分で「場所を出しても良い」と判断している投稿者の動画だけがあるなら、まあそんなに危険はないんでしょう。旅行先での動画とか、お店の宣伝動画とかは、むしろ積極的に位置情報を入れていくのが良さそうですね。たまに個人 YouTuber が家で撮ってるような動画も出てくるのはわかりませんが。

YouTube上で東京都中央区日本橋という言葉で検索した場合とは、明らかに異なる結果です。こちらは、住所「名」で検索したら、当然ながらタイトルに「日本橋」とか入っている動画がたくさんでてきます。

Google 自身によるサンプルのデモサイトなので、ソースコードも入手できます。ソース中でなぜか車のメーカーの名前をフィルタしたりしてるんですが、取り除かないと車名が入った動画がたくさん出てくるんでしょうか。

via Hacker News

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ネットの事件

Snapchatがジオフィルタ機能を使ってアプリ上で競合他社の社員を勧誘

見たら消えてしまう写真を友達に送れるカメラアプリ Snapchat 、世界中の利用者数が一億人を超えたスマートフォンの人気アプリですが、2011年に出来た若い会社でもあり、会社も急拡大で人材を欲しているのでしょう。アプリの機能を使って競合他社の社員を勧誘していたのが判明しました。

その機能とはジオフィルタ。こちらのブログに詳しい解説がありますが、特定の場所で写真を撮り、その写真に適用するフィルタを選ぼうとすると、その場所だけで使える特別なフィルタが出てくることがある、というもの。2014年の7月に追加された機能のようです。

公式デモ動画では、ディズニーランドで”Disneyland”というロゴを写真に載せられるフィルタが出てくる様子などが描かれています。

最近になって見つかったのが、有名IT企業のオフィスで Snapchat を使った時にだけ出てくるジオフィルタ。

Pinterest のオフィスで出てくるジオフィルタを見つけたのがこちらの人。

“Feeling pinned down?”(縛り付けられてる気がする?) は、interest(興味のある)ことをpin(ピンで留める)する Pinterest の社名に掛けて、会社に不満があったら Snapchat に転職しない? と言ってるのでしょうね。

AirBnB のオフィスでは

“Not sleeping well?”(良く眠れない?)。寝る場所の貸し借りをマッチングする AirBnB のサービスに掛けて、「仕事が忙しくて眠れないんじゃないの?(だったらうちにきなよ)」と言いたいのかも。

Twitterではこんなフィルタが出たそうです

https://twitter.com/jonah/status/588774143018962945

“Fly Higher!”(もっと高く飛ぼう!) は、小鳥マークのツイッターに引っ掛けての「飛ぶ」でしょうか。

Facebook本社ではメッセージはないものの通せんぼ。

https://twitter.com/torbahax/status/588882727048499200

オフィスじゃなくてアップルストアですが、

https://twitter.com/MatthewSantoro/status/589985068308889601

Apple Watchらしきイラストに”Time to move on”(次へ行く時間だ)も、アップル社員への勧誘のつもりかもしれません。

Business Insiderの記者は、他のフィルタを捜そうとサンフランシスコ市内の有名IT企業のオフィスを歩き回ったそうですが、Slack, Yahoo, Dropbox, Heroku, Zynga, Adobeなどのオフィス付近ではこのフィルタは出てこなかったとのこと。

自社のサービス上でこういう勧誘をするのは、やり過ぎな気がするのですが大丈夫なのでしょうか。例えば、LinkedIn 上で所属する会社を登録したら LinkedIn 自身から転職の勧誘を受けた、とかだとまずい気がしますし、Gmail でメールの署名を見てグーグルから勧誘が来ても問題になると思います。Snapchat がお遊びのアプリだから洒落で済む、のかどうか。

シリコンバレーの景気の良さと、それに伴う人材不足が背景にあるのでしょうね。

via Forbes and LA Times

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ネットのサービス

近所に住んでるツイッターユーザーを探すサービスStreamdin

Streamd.inは、ツイッターユーザーやつぶやきにつけられた位置情報を使って、地図上で近くのユーザーを一覧したり、近くのつぶやきだけを並べてみるWebサービス。メニューは日本語化もされています。
Twitterstreamdin
ツイッターの公式検索でも、“near:地名 within:5km”などとすることで、ある地点から一定距離でつぶやかれたツイートを探すことはできます。
Twitterlocationsearch
via Digital Inspiration