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ネットのマーケティング

IKEA、食事の写真をソーシャルメディアに流すのに夢中の人たちに諫言す

IKEAのコマーシャル Let’s Relax (気楽にいこうよ)です。

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中世風のお屋敷。食事の準備ができたと思ったら、お抱え画家が呼ばれ、食事の絵を描き始めます。

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使用人たちが馬車で絵をいろいろな所へ運んでいき、「いいね」を貰います。

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「いいね」をもらわないことには食べ始めることもできません。

良くできてますね。観てて笑ってしまいました。

昔だったらこんなに大変だっただろうことが、スマートフォンとインターネットで簡単に実現できている、と見ることもできますが、「それ本当にやらないといけないことなの?」という見方もあるわけで。

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メッセージは、「食事だよ。競争じゃない (It’s a meal. Not a competition)」でした。

via TheNextWeb

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ネットのマーケティング

毎日自分の食事する様子を中継するだけで月収9000ドルを稼ぐ韓国の女性ビデオブロガー

ロイターの動画ニュースによると、韓国には物を食べる様子をネット中継するだけで、毎月9000ドル(99万円)もの収入を得ている女性がいるそうです。

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http://www.youtube.com/watch?v=oTs7KxD-V-0

この女性、パク・ソ・ヨンさん、毎日、長くて3時間になる自分の食事の様子を中継し、それを数千人のファンが観ているそうです。

ファンはパクさんにメッセージを送ったり、お金に換金できるバーチャルな「風船」を贈ることができ、その売り上げなどで彼女の月収は今や9000ドル(99万円)を超えたとか。勤めていたコンサルティング会社も退職したということなので、今は食べるのを見せるプロ、ということなのでしょう。

この人はたぶん最も成功している一例としてニュースになったのだと思いますが、同様の食事中継をしている人は韓国に3500人ほどおり、人気のある人はレストランなどのスポンサーがついているそうです。

動画の終わりでファンがコメントしていますが、一緒に食べているような気分になるし、一人で寂しくご飯を食べている人たちの慰めとなっているのでは、と言うことですが。

ロイターの紹介のしかたからすると、英語圏では同様の現象は起こってないのではと思われます。韓国の高速インターネットの普及率の高さや、一人世帯の多さが背景にあるのではと動画では言っていますが、そうだとすると日本でも食べる様子を見せるプロというのが出てくるんでしょうかね。ひょっとしたらツイキャスとかに居たりするのかしら。

そういえば、日本のテレビでも大食いする人たちを何時間も見せる番組がすごい人気だったこともありました。人が快活に食べる様子というのは、人によってはお金を払うほどのコンテンツたりうるのかもしれません。

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ネットのサービス

LeftoverSwap – 食べ残しを人にあげるためのサービス

LeftoverSwap (食べ残し交換)は、名前のとおり、ご飯の食べ残しを希望者にあげる、というwebサービスです。

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スマートフォンのカメラで食べ残しを撮影し、それを食べたい他の利用者は手をあげ、引き取ったり食べに行ったりします。

サービスのターゲットは、あげる側は、残った食べ物を捨てることを嫌う人、でも同じ残り物をこのあと何日も食べるのは嫌だ、という人。

食べる側は、お腹が減ったけどお金がない人や、無駄なゴミを減らしたい人、地域の他の人と交流したい人など。

サイトによれば、

  • 作った食事の40%はゴミ箱に
  • 25%の人は隣近所の人の名前も知らない
  • 70%の人は太り気味(アメリカです)
  • 16%の人は健康的な生活に必要な食事に困っている
  • 99%の人はビーフ焼きそばのお代わりは要らない

といった問題のすべてが、このサービスによって解決するそうです。

中の人のTEDでのスピーチ。

BBCのレポート。

http://www.youtube.com/watch?v=3kJwD_fEBF4

サービスが始まっているかのように紹介されていますが、iPhoneアプリは開発中でまだ出ていないようです。そのあとAndroid版も作る予定だとか。

via Are You Gonna Eat That?: An App For Sharing Leftovers | Geekologie