カテゴリー
技術

対監視カメラ帽子 Justice Caps

目には見えない(見えにくい)けどカメラには見える光を発する野球帽。街中の監視カメラに映されるのが気になるという人のための商品が、このJustice Caps(正義の帽子)です。

justice-cap-1

justice-caps-2

価格は14.99ドル(1540円)。安いですね。普通の野球帽に、デジカメに映りにくい波長のランプと単三電池ボックスを付けただけでしょうから、こんなものかもしれません。

2008年に、鉱山に入る人のような赤外線ヘッドライトで監視カメラに映ることを避ける、というドイツ発のニュースを紹介したので、原理は同じなのですが。ライトが小型化し、アートから商品になったと言えるかもしれません。

野球帽を普段から被ってる人も、最近そう多くないので目立ちそうです。メガネに仕込んだものがあれば一つ欲しいかなと。

via Justice Caps – hide from surveillance cameras the clever way | The Red Ferret Journal

カテゴリー
ネットのサービス

Frontback – スマートフォン両面撮りカメラアプリ

[追記 2023] リンク先も完全に他のサイトになっており、このアプリ自体は失敗に終わったと言えそうです。同じアイデアで別のアプリもあるのかもしれませんが。

[追記 2015-07-24] 開始から2年でサービス終了ということになってしまいました。

frontback-staff-pick-1

iPhoneアプリFrontback (旧リンク http://frontback.me/ )は、今では当たり前になりつつあるスマートフォンの2つのカメラ – 前面カメラと背面カメラの2つ- を使って前後を撮影し、一つの写真として公開するというアプリです。

写真を撮った際に撮影者側の風景も一緒に入れた画像ができあがる、ということですね。たったこれだけの非常に単純なアプリです。

(旧アプリリンク https://itunes.apple.com/jp/app/frontback/id673566671?mt=8 )

しかし、このアプリが、公開から2週間で10万ダウンロードを突破し、8カ国のiPhoneアプリランキングでトップ10入りしてるのだとか。

Frontbackを作ったのは、複数の写真をセットにして公開するというスマートフォンアプリCheckthis (リンク切れ。旧リンク http://checkthis.com/ ) のチーム。ベルギーとニューヨークに2人ずつメンバーがいるチームだそうです。複数の写真を一つのフレームにまとめて共有するという機能が既にCheckthisにあり、新しいアイデアをすぐにサービス化できたということでしょうね。

frontback-staff-pick-2

集合写真を撮る時でも、これならタイマーや三脚を使ったり、あるいは通行人やお店の人にお願いすることなしに、全員が入っている写真を撮ることもできますね。

観光地で写真を撮るのにしても、単に撮るだけなら同じような写真を撮っている人は何十万人といますし、わざわざ撮らなくてもプロの写真家がもっと良い写真を撮り、絵葉書等も世に溢れているでしょう。でも、その時の自分の表情や格好まで記録しているなら、それはオリジナル性の高い写真となるでしょう。

frontback-staff-pick-3

Frontbackを紹介するPandoDailyは、この突然のブレイクが一過性のものか、今後も続くのかわからないとコメントしていますが、もしこの両面撮りが今後流行する方に賭けるなら、まだFrontbackのAndroid版は無いみたいなのでAndroidで同様のアプリを作るとか、日本向けに同じものを作るとかしてみてもいいかもしれないですね。静止画の次は動画でやったらどうか、という方面の展開もありでしょう。

日本向けには、僕もそうですが自分の顔をソーシャルに共有することには抵抗がある人も多いでしょうから、共有できることをメインにするとそこまで受けないかもしれませんが、それでも両方のカメラを一度に使って何かする、というアイデアから何か別の新しいものが生み出されるかもしれません。

via Why Frontback’s simple photo app is like Vine, Instagram, and haikus | PandoDaily

カテゴリー
fun

GIFTY – パラパラアニメ写真作成ガジェット(コンセプト)

デジカメで撮った動画が、その場ですぐに印刷されて、パラパラ漫画みたいに動かして見せられる、というアイデア。

gifty-1

gifty-2

gifty-3

gifty-4

「思いではビデオでも写真でもなく、アニメーションGIFに近いもの。手で触れる思い出アニメーションをあなたに!」

gifty-5

http://www.youtube.com/watch?v=UmHU1qmtGfA

Jiho Jangさんが大学の卒業制作で考えたGIFTYというガジェットの、コンセプトビデオです。

すべてがデジタル化して簡単になっていく中で、あえて逆方向を狙った感じがうけたのか、英語圏での紹介数がどんどん増えています。

この動画に出ているGIFTYはコンセプトを表現したもので、実際に作ったプロトタイプはウェブカメラとレシートプリンターを組み合わせた、かさ張ったものだと作者は告白していますが、この動画を紹介する複数の人気ブログで、Kickstarterで出資を募って商品化しよう、宣伝協力するよ、といった応援メッセージが添えられていますので、近いうちに本当に売られることになるかもしれませんね。

via Shut Up and Take My Money of the Day: GIFTY, Conceptual Instant Flipbook Camera – Cheezburger