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濃霧の中、GPSの指示通りに車で五大湖に突っ込んだカナダ人

霧の深い夜に、有視界運転を諦めてGPS「だけを」頼りに進もうとした23歳の女性が、車ごと湖(五大湖の一つヒューロン湖)に突っ込むという事件があったそうです。

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オンタリオのトバモーリにあるリトルタブ港、ということで、上の写真からしてもこのへんですかね。

湖に落ちてることに気づいたドライバーは、窓を開け、財布も持って4℃の水中から無事に脱出したそうです。その後、沈んだ車も引き上げられたとのこと。不幸中の幸いってこういうのですね。

自動運転車でも、精度がそこまで頼りにならないGPSの情報だけで走行したりはしないと思います。機械を過信しすぎるのも問題かなと。

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景色を楽しんでもらうための円い橋 – ウルグアイのLaguna Garzón橋

ウルグアイのラグナ・ガルゾン橋(Puente de Laguna Garzón)

Bridge (Puente) Laguna Garzón | 151227-6816-jikatu

伝統的な「渡し」があった箇所に建設され、昨年末に完成したこの橋は、ドライバーたちに「減速して景色を楽しんでもらいたい」という意図でわざとこの形にされたのだと。

Bridge (Puente) Laguna Garzón | 151227-7048-jikatu

自然の海岸線の中に入ると、ひときわその人工的な円の形が目立ちますね。

Bridge (Puente) Laguna Garzón | 151227-7051-jikatu

円の内側には歩行者のためのスペースもあり、歩いての観光もどうぞということのようです。

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(Wikipedia: photo by jerosala)

建設の様子を伝える動画

ラグナ・ガルゾンの場所はこちら。大西洋岸ですね。

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via Bored Panda

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技術

大型トラックを透明化して追い越しの安全を確保する実験

片道一車線しかない道路で大きなトレーラーに追いついたらどうするか。大型トラックは乗用車ほどのスピードは出せませんから、追い越して先に行きたいところですね。でも、長いトレーラーを追い越すには、それだけ長い距離、反対車線を走らなければいけないわけで、対向車が来ていないことを確認するのは大変です。実際に追い越し中の事故も多いでしょう。

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サムソンがアルゼンチンで実験したのは、前方に取り付けたカメラの映像を、後方につけた4つの大型モニターに映しながら走るトラック。後ろから来た車は、トラックが透明になったかのように、その先の道路、そして対向車の有無を見ることができます

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The Vergeによれば、2009年にロシアのデザイン会社Art Lebedevが透明トラックとして同様のアイデアを発表していたそうですが、実際にトラックを製作したサムソンは、今後現地の法律や規制に合わせ、必要な許認可を得て運用テストを続ける予定ということです。

巨大LCD4枚を常時点灯しながら走るのはエネルギー消費としてどうなんだとか、便利さを得るのは追い越す他車の方でトラック側にこれを行なうメリットがないのではとか、いろいろと実用にするには課題もあるとは思いますが、そういったことも解決していければ、将来はこういったディスプレイを背負ったトラックやバスをドライブ中に見かけるようになったりするのかもしれません。

via The Verge