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データ可視化

超大陸パンゲア上での日本の場所を特定できるサイト

イアン・ウェブスターさん(Ian Webster)の制作したAncient Earth globeは、太古からの地球の大陸移動をブラウザ上で閲覧できるというサイトです。

昔の大陸の地図に、今の国境の線が引かれていて、2億年前の大陸のどの部分が、今どの大陸や島になっているのか、というのを追うことができます。右上の検索ボックスに”Japan”など地名を入れると、今その場所になっている当時の陸地の位置が表示されます。

# 学問的に今までわかっている範囲での予想、であることはもちろんですが

キーボードの左右のカーソルキーで、年代を移動することができて、これで連続で切り替えていくと、大陸がどのようにわかれて、今のような大陸の配置になったのか、が見て取れます。

ウェグナーの指摘した海岸線の形の類似しているところの人には興味深い大陸移動説やパンゲアですが、現在の地名や国名から太古の昔の位置を見ることができると、世界のいろいろな場所の人にとっても興味を喚起することができるかもしれないですね。

via The Verge

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ニュージーランドがない世界地図

blocks で公開されたスニペットMaps with New Zealand(ニュージーランドのある地図)は、ページの右下に常にニュージーランドを表示するというJavaScriptコードです。でもなんのために?

ニュージーランドのない地図(Maps without New Zealand on them) という名前の reddit 掲示板があり、ここではニュージーランドを描き忘れている世界地図の事例を、様々な人が報告しています。

「日本で見た」というのもいろいろと出てきます。

日本だって端っこの島国なので、仲良く両方ないケースも。

毎日のように投稿があるのがすごいですね。毎日世界のどこかで、ニュージーランドを忘れた世界地図が見つかっている。それぐらい忘れられている(笑)。

この reddit グループについてはBBCニュースも過去に取り上げています。このreddit掲示板を元ネタに、イギリスの街頭で人々に「この世界地図に欠けている国があります。さあどこでしょう?」というクイズを出す様子を伝えているのですが、とてもイギリスっぽい企画。

さらには、ニュージーランド政府自身のサイトで、存在しないページを表示しようとすると、エラーページとしてこんなのが表示されます。

「申し訳ありません。何かが足りないようです…」 一緒に表示されるのは、ニュージーランドのない世界地図…

忘れられることが多すぎるから慣れちゃっているのか、忘れられてしまうような遠くて小さな存在であることを逆に特徴として楽しんでいるのか。やたらに怒ったり抗議したりするのとは一味違う対応ですね。

via Maps Mania

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太陽発電だけで国中の電気を支えようとしたとき必要な面積を可視化したインタラクティブな世界地図

“Area of Solar Panels Needed to Power a Country”は、世界各国の消費電力を賄うために必要な電気を、もし全部ソーラーパネルで発電しようとしたら、どんな広さになるか、というのを可視化してくれるページです。

下の世界地図から国を選ぶと、その国の地図と、その上に必要なソーラーパネルが占める面積が正方形の集合で表されます。

人口密度が高いのか、電力消費が多いのか。一番効いてるのは日照量の少なさかもしれません。

大きな国はいいですね。

人口が少なかったり、そもそも電気を使わないライフスタイルの国だと、こんな割合でも電気が賄えてしまうんですね。

87%の国は、国土の5%以下の広さで、すべての電力を賄えるそうです。このサイトの調査では日本は8%ということ。山だらけの日本で8%はかなり困難かも。

また、国土すべてにソーラーパネルを敷き詰めても足りないのは、シンガポール、香港、バーレーンの3国だということ。

もちろん、これから先の発電効率の進化もあるので、消費電力が増えすぎないように気を付けていけば、必要な面積は漸減していくことが期待できるのでは。

# 計算に使われたデータ、発電効率等の数字は、リンク先記事の末尾で提示されています。

via Maps Mania