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ネットのマーケティング

米ドミノピザ、くずれないピザのために道路の穴を直す事業を始める

Paving for Pizza (ピザのための舗装)は、ドミノピザがアメリカで始めたキャンペーン。

「道路の穴、ヒビ、凸凹などは、あなたがドミノピザを家に持ち帰る際にピザに修復不可能なダメージを与えることがあります。ピザの上のチーズが片方に寄ってしまったり、トッピングが落ちたり、ピザが裏返ってしまうことに、私たちは耐えられません。これらの悪路からピザを守るために、全国の街で舗装をお手伝いすることにしました。」

サイトのトップでは、路面の状態の4段階のひどさにあわせて、運ばれるピザがどのようなトラブルに合うかを、ボックス内カメラで撮影したものを見ることができます。

すでにプロジェクトは始まっていて、カリフォルニア州バーバンクテキサス州バートンビルデラウェア州ミルフォードジョージア州アセンズで、自治体と協力して道路を補修したそうです。

工事の車にドミノのロゴが。

直した個所にもロゴ。宣伝効果もあるのかな。ピザを運んでるドライバーからは見えないような気がするけども。

サイトから「自分の街も直しに来てくれ」と依頼を投げられるようになっています。この補修チームが直せる道路の量なんてたかが知れてると思いますが、本来自治体がやるべきだが予算が無かったりして荒れているところに、大企業が宣伝の形で手伝うという形、自社の宣伝をしつつ社会問題にも注目させるという意味ではいいキャンペーンなのではないでしょうか。

ピザのために道路を直す、という無理のある動機も、笑い話としてソーシャルで伝搬しやすいかもしれません。

via Jalopnik

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データ

イギリス中の自転車事故などを地図上で一望できるwebサービス

Bikedata は、イギリスにおける自転車に関するデータを地図上にプロットした、インタラクティブな情報地図です。

この画面では、道路のどの場所で自転車事故が発生したことがあるか、が、ピンクのマーカーで示されています。

通勤やツーリングの計画を立てる時に、事故が頻発するところを知って避ける、といった使い方もできるでしょうね。スマートフォンアプリなどで、事故の多い場所に近づいたら注意をうながす、みたいなものを作ったりもできるかもしれません。

サイトでは、事故の他にも、交通量、自転車の盗難、駐輪場、サイクルレーンの写真、など、様々な自転車に関するデータを表示することができます。

さらに、このサイトのソースはGPLv3 で公開されています。

元データは国によるもの

イギリス政府のデータ公開サイトに、道路の安全データ(Rode Safety Data)というのがあり、ここではSTATS19 という書類で報告された2005年から2014年までの事故のデータが公開されているようです。

100Mぐらいあるデータを見てみたら、こんな感じで緯度経度や日時、事故の状況を表すフラグを持つレコードが大量にあるCSVファイルでした。

こういったデータが公にされているのはいいですね。このデータを API 化して自転車事故について Cyclestreets.net が提供し、それを Google Maps APIなどを使って可視化したのが今回のサービス、ということになります。

via Maps Mania

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fun

景色を楽しんでもらうための円い橋 – ウルグアイのLaguna Garzón橋

ウルグアイのラグナ・ガルゾン橋(Puente de Laguna Garzón)

Bridge (Puente) Laguna Garzón | 151227-6816-jikatu

伝統的な「渡し」があった箇所に建設され、昨年末に完成したこの橋は、ドライバーたちに「減速して景色を楽しんでもらいたい」という意図でわざとこの形にされたのだと。

Bridge (Puente) Laguna Garzón | 151227-7048-jikatu

自然の海岸線の中に入ると、ひときわその人工的な円の形が目立ちますね。

Bridge (Puente) Laguna Garzón | 151227-7051-jikatu

円の内側には歩行者のためのスペースもあり、歩いての観光もどうぞということのようです。

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(Wikipedia: photo by jerosala)

建設の様子を伝える動画

ラグナ・ガルゾンの場所はこちら。大西洋岸ですね。

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via Bored Panda